Tさん（パフォーマー・50歳）は、アヴァンギャルドらしさを存分に活かし、MIROIRのグループレッスンやセミナーでも周りから「あの方すごくおしゃれ！」と一目置かれるようなファッションを楽しまれていました。
Tさんのアヴァンギャルドらしいスタイルの記事はこちらをご覧ください。↓
久しぶりにTさんからメイクレッスンのお申し込みがありました。
人生が変わればファッションを迷って当たり前
人生がどんどん変化されるうちに、自分が打ち出したいイメージや日頃求められるスタイルが変わってきて、自分でイメージを変えようと試行錯誤していたけど、うまくいかなくて迷走してしまったそうです。
私は、ファッション診断を受けられた当初のファッションで一生固定されるのは、間違いだと思います。
なぜなら、ファッションは、「似合う」「得意」という軸だけではなく、自分の信念や価値観・ライフスタイルをプラスしてこそ仕上がりますが、人は成長していくので、ずっと同じな訳がないからです。
なので、Tさんのように、しばらくして、またファッションが分からなくなるのは、当然のことです。
自分で変化したい方向へ調整できれば問題ありませんが、自分でお手上げになったら、いつでもリピートレッスン（メイクでもお買い物でも）でお待ちしています。
Tさんは、アヴァンギャルドタイプらしいファッションこそ、自分らしくて気に入ってはいるけど、自分の心の変化と求められることが真逆のため、混乱されている状態でした。
いくつになっても人生は変化する
お話を聞いてびっくり。
Tさんは、ファッション診断当初に、やりたいことが見つかったから、これを始めます！とスタートされたことが、いつの間にか師範レベルになり、講師のお話が来ているとのこと。
また、さらに新たなことにもチャレンジされていて、それも頭一つ抜きん出ていらっしゃいます。
Tさんのお話を聞いていると、年齢を言い訳にして、これはできない、あれはできない、もう年齢的に遅いといった言い訳は一切通用しないし、ちゃんと結果も出せるんだなぁと勇気をいただきます。
ここで、数年前に初めてMIROIRにお越し下さったTさんと去年のTさんを見てみましょう。
40代なのに60代に間違われた、
表参道で私がお茶するなんてとんでもない、
そんなTさんが、表参道でむしろ注目を浴びるくらいに変化された上に、それ以上に人前に出るお仕事でプロとして引っ張りだこ。
なんといっても、肩書が「普通の会社員」から「パフォーマー」ですからね！！
自分らしさを爆発させると、人生は、自分が理想とする相応しい方向にどんどん軌道修正されるものだと思います。
カウンセリングで明確になった新しい方向性
Tさんが講師をされる世界は、髪の毛を伸ばしておく必要があるとのことです。
Tさんは、「いかにもアヴァンギャルドなファッションが自分でも一番しっくりくるけど、今のお仕事のイメージに合わないし、今はお仕事に合う雰囲気を優先したい」と思われていました。
でも、なんとなく、ゴールのイメージがぼんやりしているので、何をどうやったら自分の思いにぴったりにできるのかが分からなくなっている状態でした。
カウンセリングで、Tさんの思いを紐解いていくと、ゴールのキーワードが明確になりました。
・女性らしさを感じる柔らかさ
・Tさんらしい溌剌とした明るさ
今までは個性的な華やかさを打ち出していましたが、今は必ずしもそこを全面に押し出して強調する時期ではないのかな、と思います。
左は今回のメイクレッスン前のお写真。
迷走して引き算しすぎて、Tさんらしさも消えてしまっていました(;_;)
右は、今のTさんのキーワードを活かしたイメージ。
眉をキリッとさせ、目力を出して強さを出すことで、プロっぽい自信のある風格に。
色合いはコーラルピンクを中心として柔らかさを出し、女性らしく。
全体的に立体感を出したベースメイクと抜群に似合う濃いリップで、アクティブで溌剌とした雰囲気をまといます。
・女性らしさを感じる柔らかさ
・Tさんらしい溌剌とした明るさ
イメージの膨らませ方がすごい
Tさんから、「漠然としてまとまっていないクライアントの考えを聞くだけで、イメージを膨らませて、具体的なファッションに落とし込む力がすごい」というお言葉をいただきました(≧▽≦)
このお言葉、すっごく嬉しかったです！
このイメージ力を鍛えるために、日々、色々なものに興味を持ち、たくさんのものを見たり触れたりする機会を持つことは意識しています。
クライアント様の人生のステージに合わせて、その時一番クライアント様が輝くスタイルを提案し、皆様が更にレベルアップした素敵な人生を送っていただくことが、私の何よりの幸せです。
皆様のキラキラしたお姿は、私に勇気を与えてくださいます。
人生の節目で迷ったら、またぜひご相談下さい。
一緒にベストな方向を見つけましょう！
いつでもお待ちしています。
