Hさん(44歳・会社員)小さなお子様を育てながらお仕事もされているワーママのHさんですが、自分らしさを見つけて自信を持ちたい、とのことでレッスンにお越しくださいました。
お話をお伺いしていると、Hさんの人生において、仕事をするということはすごく大切なことで、ここに自信の源泉があるように思います。
きちんと感があり、女性らしくも、仕事ができる感じがHさんらしさなので、それをファッションで表現します。
Hさんはエレガントタイプ。
しっとりとした気品が漂う雰囲気がお得意なタイプです。
このタイプの”女性らしさ”は、「甘い」ではなく、「落ち着きのあるしっとり感」がキーワードです。
まずはパンツから。
エレガントタイプは、とろみ素材が世界一似合う!
ということで、トップスもパンツもとろみ素材のものを選んでいます。
カシュクールやボウタイのデザインもすごくお得意です。
濁ったイエローベースが得意なHさんは、ややくすんだオレンジの柿渋色がすごくエレガントに映えます。
0型の体型の方は、ウエストまわりが気にならないようにブラウジングをゆるっとさせるのがお勧めです。
スカーフ柄のスカートと先ほどの柿渋色のブラウスを合わせて秋らしく。
体にほどよくフィットするニットもエレガントタイプさんはお得意です。
スカート以外を黒でまとめて大人っぽくしても素敵です。
ただ、Hさんの場合、黒が目立ちすぎると苦手なので、ゴールドのアクセサリーやメイクでうまくカバーしていきましょう。
Hさんは身長が高いので、ロングスカートもスラっと決まりますね。
お腹が気になる方は、お腹のあたりに柄を持ってくると気になりにくいです。
左側はワンピースです。
ノースリーブなのですが、ノースリーブで写真撮るの忘れた!
Hさんは腕のラインがすごく綺麗なので、暑い日はぜひ腕を出し、スタイルの良さを活かしていただきたいです。
こちらもウエストに柄をもってくることで気になりにくくしています。
スカートがややHさんには短いので、プライベートであればロングブーツで合せたり、お仕事ではもう少し気温が下がれば黒タイツと合わせるのがいいと思います。
右のデザイン性があるスカートは、スタイリッシュになりますね。
これに茶色のバッグなどを持って(黒だと重すぎるので。本当は靴の色も変えたい。)小物は落ち着いたカラーでまとめると上品です。
このスカートは生地が少し厚めなので、無地でも比較的お腹周りは気になりにくいと思います。
Hさん、なんとご自身を太っている、と思われていましたが、太っているどころか、手足が細くてものすごくスタイルがよいのです。
自己認識って当てにならないですね〜(笑)
また、Hさんの場合は、ウエストポイントの位置も、ベストな位置よりずっと下を認識されていたので、この日は何回も「もっと上です」と修正していました。
スタイルアップを意識することも、似合うファッションの条件のひとつです。
そのためには、自分の体を正しく知ることが大切です。
特に多くの方は、自分のスタイルを過小評価している方が多いです。
太っていると思い込んでしまうと、大きいサイズを選んでしまったり、体を隠しすぎて余計に着太ってしまうことがあります。
Hさんなんて、ご家族にLLサイズって思われてたらしいんですよ〜!
これから、セルフイメージをもっと上げて、素晴らしいHさんのブランドを作っていきましょう!