ファッションファッション/美容ネタわたしの150cmコーディネート

実際のコーディネートの組み立て方の例

ブランドの世界をとことん楽しむファッション

先日、個性が強いブランドのファッションを着こなすコツというブログを書きました。

私がどういう思考でコーディネートを組み立てているのかを書いてほしい!というリクエストがあったので、ある日のファッションを例に書いてみたいと思います。

ある日の私の場合

私のブログをよくご覧になっている方はご存知かもしれませんが、私はmanielleというブランドが好きで10年以上メインにしています。

manielle
2012年11月に生まれた、MANIANIENNAのデザイナーによる&#26032...

このブランドのお洋服は、華やかで甘さもあるけど攻めているデザイン、そして細部にまでこだわられた工芸品のような職人技が至るところに光っています。

私はそういうところに惚れ込んでおります。

買うときに、なぜそのおようなお洋服を作ったのか、デザイナーの奥嶋さんの思いを直接伺っていますし、狙い通りに着たいので、私はmanielleを着ているときは、どっぷりmanielleワールドに浸るべく、コーディネートを作っています。

具体的に考えていたこと

本日のメインは、パープル寄りのマゼンタピンクのセットアップ!

私のパーソナルカラー的には鮮やかすぎる色ですが、manielleの場合は私が主役でなく、洋服が主役として目立っても全然オッケー。

せっかくなので、いかにもmanielle的なおもちゃ箱のような雰囲気をテーマにして着ることにします。

私の150cmという身長のバランス的にも、雰囲気的にもゆるっとしているよりきちんと感がある方がいいので、トップスはインします。

トップスをインすると、パンツがややハイウエスト気味なので、ネックレスが長いと、ウエスト近くがゴチャゴチャするので、短いネックレスを選びました。

これだけカラーが強いとネックレスもシンプルなものだと負けるので、ジャラジャラしたものをチョイス。

このネックレスは、今は亡きForever21で1000円もしなかったものです。
シンプルなお洋服のポイントにもなるし、華やかな場にも意外と使えるし、甘すぎず、ハード過ぎないところがお気に入り。
気に入れば値段関係なく何年も使います。
ちなみにネイルも洋服と全く同じにしてもらいました。

このセットアップには、絶対このダルメシアン柄の靴を合わせたいな、と思っていたので、この日は靴からコーディネートを決めていきました。
次の候補になっていたのは、肌なじみが比較的いいパイソン柄のシューズ。
でもおもちゃ箱的なのは、やっぱりダルメシアン!

この日はまだ半袖だと寒くてジャケットが必要です。
ピンク色のツィードにしようかなーと思ったのですが、着て鏡を見たら、ネックレスとのバランスがイマイチなのと、おもちゃ箱というよりキレイにまとまりすぎた感があったので、これはまた違うテーマの着こなしのときに使うことにしました。

選んだのは黒と水色の糸で四角の模様になっていて、裾がペプラムになっているツィードジャケット。
もちろんこれもmanielleです。(でも数年前のもの)
柄がポップなのでこの日のテーマにも合います。
丈が短めなことと、胸の下についているブレードが腰位置を高く見せてくれるので、おチビのパンツスタイルもバランスよく見せてくれます。

靴とは、柄×柄になりますが、黒色の柄でつながりを持たせられるので気にしない。

バッグは、ジャケットの水色の糸に合わせて、水色レザーのクラッチバッグにしました。
フリンジがわさわさしていますが、密かにピンクの糸が入っているので、これまたセットアップと共通点があってあんまり邪魔しすぎてないかな、と。

最後にピアスは、ネックレスのボリュームを邪魔しすぎず、かといって負けすぎないものがほしいので、大ぶりのひとつぶパールのものを。

↑これと同じやつ。友人のブランドPLAFUのもの。

これで、コーディネートができあがりました。

この項目に書いたことを2分くらいで仕上げました。

場合によっては、アイテムをあれこれ変えることがあって、長くかかることがありますが、それでも10分もかからないくらいです。

早くコーディネートを組み立てるコツ

若い頃なんかは、もっと時間かけてあれこれ、とっかえひっかえやっていました。

その経験の積み重ねで早くなったのもありますが、コーディネートが早くなった一番の理由は、この仕事をするにあたって、今まで感覚でコーディネートしていたことを、徹底的に理論に落とし込んだことだと思います。

今はその考え方のメソッドは、コーディネートレッスンで皆様にお伝えしています。

やっぱり理論の軸があると、スムーズに思考が進みますし、やりたいことがブレません。

コーディネートの理論の軸がないと、今回の例では、ジャケットをピンクにした時点で、「あぁ、違った!」となって、アクセサリーも靴もイチから考え直すことになって、いつの間にかやろうと思ったテーマから外れていたと思います。

なにかのご参考になれば幸いです!

 

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