ファッションファッション/美容ネタ変身事例

甘すぎないフェミニンファッションとフォーマルドレスの選び方

Mさま(35歳・会社員)はイエローベースの濁り色が得意なフェミニンタイプ。

既にご自宅に伺ってのクローゼット診断も終え、このアイテムがあったら手持ちのワードローブが活かせるといったアイテムや今までのファッションに変化をつけるアイテムなどを見ていきました。

また、フォーマルドレスをお召になる機会があるとのことで、ドレスも選びました。

フェミニンタイプから甘さを抜く場合

見た目はフェミニンさあふれるMさんですが、さっぱり、はっきりしたキャラクターが魅力ですので、今回はいかにもフェミニンタイプな甘々コーディネートではなく、甘さの中に芯の強さを感じるコーディネートも色々ご提案しました。

フェミニンタイプだからと、常日頃から甘々ファッションばかりしなければならない訳ではありません。
甘さを少し抜く場合は、柄物や色のバランスで、あまりフェミニンタイプからズレすぎないように調整します。

今回は、パンツがポイントです。

タイプ的に、全身の中で柄が入っている面積が大きい方が得意なので、ここで「使いやすいから」と無地のパンツを選んだりせず、思い切ってこんな柄物に挑戦する方がMさんはしっくりきやすいと思います。

あまり甘くなりすぎないけど、女性らしい花柄と、生地にハリがあまりないものを選ぶことで、ギリギリのフェミニンタイプらしさは残します。

思い切りハイウエストでウエストマークをすることで、そんなに大きくないMさんでも、パンツのボリュームに負けない脚長コーディネートができます。

また、このうぐいす色のトップス、着こなすのが難しいタイプの人のほうが多いです。
日本人は、中途半端な濁り色に弱い方が多いので。
しかしMさんは、まさにそういう濁りカラーがお得意なので、バッチリハマります。

こういう、「一体誰が似合うんだ!でも私はすごく似合う!」というアイテムは、まさに「自分ブランド化」にすごく使えますので、見つけたら積極的に取り入れたいですね。

会社にも着ていけるシックなパンツコーディネート

先程の柄物パンツはさすがに一般的な会社だと着ていけないですね。

といういことで、会社に着ていけるパンツコーディネート。

やっぱりここでも柄をもってきました。
グレンチェックのロングパンツは、オジサンっぽくなったりもしやすいのですが、生地が柔らかいこと、ベルトでキュッとウエストを絞ることで、女性らしさを残せます。

これがハリのある生地にビシッとセンタープレスが入っているデザインだと、Mさんにはマニッシュ過ぎて難しいと思います。

トップスは、ブルーもパープルもイエローベースの色です。(ちょっと写真がわかりにくいかもしれませんが)
イエローベースさんだと、ついブルー系やパープル系は避けがちですが、結構イエローベースも売っているので、是非チャレンジしていただきたいですね!

ご自身で見分けられない場合は、着てみるとわかると思います。

色がやけに派手に見えたり、「素敵」とは言い難いしっくりこない感じ、顔色が悪い感じに見えたら、その色は苦手だと判断できますし、「あれ?意外といいのでは?」と思えるものはOKサインです。

ノースリーブがOKな会社であれば、このようなさっぱりとしたトップスを合わせるのもいいですし、NGならボウタイブラウスと合わせるのがお勧めです。
パンツが甘さ抑えめな分、ブラウスに甘さを持ってきても、そこまで甘々になりすぎません。

ここで↓のようなコットンシャツなどを持ってくると、マニッシュ要素が多くなってMさんらしさが消えてしまいます。

ちょっとひねりのある甘いコーディネート

左:ボリュームトップスはカジュアルになりすぎないように少し光沢感のある生地を選びます。
マルチカラーのプリーツスカートとボリュームのあるファーを合わせて、甘さの中にも少し「攻め」を入れたコーディネートでMさんのキャラクターを引き立てます。

右:一見するとザ・フェミンタイプなコーディネートですが、何がひとひねりかというと、全部ブルーベースの色を使っています。
Mさんの場合、ブルーベースの色を着ると、ちょっと儚げでややおとなしそうに見えるのですが、その見え方を逆手に取って利用した【しっとり美人婚活コーディネート】です。
華やかにパワフルに惹きつけるのもMさんの魅力ではありますが、最初は少し控えめな感じで様子を見たいという場合は、装いでそう見せることも可能です。

このように、苦手な色は全部着るな!避けろ!ではありません。
例えば、Mさんにとって、ブルーベースの色は、華やかに見せたいときには不向きです。
でも、あえてしっとりと大人しく見せたいなぁというときは、使える色です。
浴衣の色で選んでもいいと思います。浴衣はしっとりと儚げな雰囲気が美しいですしね。
顔色が悪く見える場合は、メイクの特にベースメイクを頑張りましょう。

余談ですがMさんは、ものすごくウエストも細いのですが、意外と普通のショップでも、華奢なサイズが置いてあることが多いです。
このSサイズも、ぴったりで、すらっと見えてすごくスタイル良く見えるシンデレラスカートでした。

フォーマルドレスに大事なこと

フォーマルドレスは、「写真映え」も大切なポイントです。

実際に見て素敵だな、というものでも、写真で見ると地味になるものもあります。

普段の洋服では派手かな?くらいでも、フォーマルでちょうどよかったりしますし、あまり落ち着きすぎていない方が、写真映えします。

肌も、あまり隠すよりは思い切って出す方が美しいです。


左:最高な一枚!色もデザインもとってもお似合いでした。
右:左のドレスより落ち着いた感じにするならこれです。
地の色がゴールドでその上に紺色のレースなので、華やかです。
(地の色が暗いと写真ではレースが見えなくなります。)
そして後ろがセクシーで華やか!

でも写真だとやっぱり左の方がぐっと「映え」ますよね。

お店で写真がOKだったら、肉眼だけでなく、写真でも見てみると、最適な一枚が選びやすいと思います。

Mさんが、お買い物同行楽しかった!とおっしゃって下さいました。
新しい自分が発見できると、楽しいですよね。

これから、新しいファッションを楽しみつつ、「新しいMさん」をどんどん開花させてくださいね

 

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