クライアント様データ
Cさん(57歳・専門職)
パーソナルカラー:ブルーベース/薄い色/濁りすぎない
体型:長方形型
印象タイプ:コンサバティブ
「便利そう」を封印すべし
Cさん、お似合いの色と間逆なものを今まで着られていたタイプで、診断後は「持っているお洋服が全部黄みがかって濁っている!」とおっしゃっていました。
Cさんのようにきちんと感が得意な方は、左のようなナチュラル系がほっこりしすぎてしまい、色も苦手な色だったりすると、垢抜けて見えにくい傾向にあります。
少しずつ、ご自身でも似合う色を意識して選ばれていたものの、コーディネートが難しい、まだ垢抜けない気がする…とショッピング同行をお申し込みくださいました。
オーダーは、プチプラすぎず、1着1万前後、全国どこでも買えるお店ご希望、とのことでした。
お店は、クライアント様のご要望によって、プチプラから1点ものセレクトショップまで、幅広くオーダーにお応えしております!
今回ご紹介した着回しの例の一部です。
ご職業的にも、キャラクター的にもあまりに冒険しすぎない方がよいタイプなので、取り入れやすいものから少しずつ。
トップスが同じでもスカートを違う色とデザインにすれば雰囲気が変えられます。
(ここでデザインが同じで色違いにしても、大してイメージ変わらないです。)
最後はパープルのワントーンまでいくと、よりおしゃれ感がアップします。
Cさんも、このくらいならできそう!とおっしゃってくださいました。
青のスカートもパープルのスカートも、お手持ちのネイビーのトップスに合わせても素敵ですよ。
お似合いのお洋服を着られると、とても上品で凛とした雰囲気です。
垢抜けて見えないのは、自分のセンスのせいではなく、洋服の選び方が全てです!!
トップスはいつも黒を選ばれがちですが、薄めの色が得意なCさんは、ベーシックカラーなら、やっぱりここは明るく見える白にいきたいです。
スカートも、何色かあるうち、Cさんは、「便利そう」だという理由で茶色だとかベージュだとかグレーだとか黒にいきがちです。
しかし、濁った色が不得意なCさんにとって、実はベーシックカラーって自分を素敵に見せてくれない鬼門カラーなんです。
Cさんは、今まで見向きもしなかった、「まさかこんな色」をいかに選んでいくかが大きな運命の分かれ道です!
濁った色が不得意な人は、黒グレー紺茶色ベージュがそもそも苦手なことが多く、うまくマシな色味を選んだり、コーデで工夫しないと、この色だけで洋服着てると一気に地味で冴えない感じになりがち。何色か展開してる洋服は、いかに「便利そうな色」ではなく「自分が明るく見えるか」で選ぶのがカギ!
— 正田美鈴|イメージコンサルタント (@miroirtokyo) November 5, 2019
一般的に便利そうな色でも、自分にとっては全然便利でもなく、むしろ足を引っ張る色になることもあります。一般論でなく、「自分にとってはどうか」を基準にしましょう。デザインやテイストも同じ。一人一着トレンチコートは必須、と雑誌でどんなに煽っていても、苦手なら持たなくていいんです。
— 正田美鈴|イメージコンサルタント (@miroirtokyo) November 5, 2019
多くの方が、この「便利そう」の罠にハマってしまうのですよね。
自分にとってその洋服の色やデザインはどういう効果をもたらすのか、一般論ではなく、自分だけに当てはまる法則を意識しましょう!
ご感想
結局トップス2、スカート2、パンツ2で4万円強ですが、買う時にしみじみと「安いな」と思いました。
今までにない大量買いですが、迷いが全然無いので、ただうれしいだけでした。
この日のために、断捨離し続けていたので、即戦力として使えます。断捨離もまだまだできそうです。
○○のお店は会員になりました笑。
迷走してあっこっち行かず、しばらくこのお店で買い物の練習をします。
今まで、どこへ行っても自分に似合う服も欲しい服も見つからず、何も買わずに疲れて帰宅したり、迷いながら妥協で無難そうなものを買っていました。
昨日は勧められるものが全部気に入り、全部欲しかったです。
また、眼を鍛えに行きたいと思いました。
そう、せっかく買ったのに着なくなってタンスの肥やしになるものって、「妥協で無難そうなものを買うこと」が原因なんですよね。
Cさん、これからは、堂々と似合う色を選んで、上品マダムをイメージしていただければ、バッチリお似合いのものが見つけられると思います!