今は、数多くのファッション診断が存在します。
このブログで書いたように、自分に合うものを参考にしていけばよいと思います。
しかし、絶対にやってはいけないことは、色々な診断結果をごちゃごちゃに混ぜて考えることです。
そもそも、ベースとなる根本的な理論が全く違うので、違う診断を組み合わせることは物理上不可能であり、全ての診断のいいとこ取りはできません。
おそらく、ファッション診断ジプシーになっている方や、どこで診断を受けても受けても、なかなか自分の確固たるファッションが見つからない方は、これまで受けた全ての診断をミックスして考えようとされているのではないでしょうか。
ちなみに、MIROIR式パーソナルカラー診断を例に上げると、黄色み・青みの強さのレベルや鮮やかさや濁りのレベル、濃さのレベル、そして得意な赤みレベルまで出すので、一般的なフォーシーズンのパーソナルカラーに当てはめることはできません。
だって、どこにも当てはまらないんですもの。
そもそも「何色が得意」と「色」で見てないですしね。
見ているのは「範囲」です。
それを無理やり、「えーじゃあフォーシーズンだと夏のこの一部と冬のこの一部はよくて春のこの辺も少し入ってるってこと?」とやっていると、余計に複雑で訳のわからないことになるはずです。
フォーシーズンで知りたいなら、フォーシーズンのパーソナルカラーを受けた方がいいです。
ここのメソッドいいな、と思ったら、思い切って取捨選択することが大切です。
せっかく色々診断を受けたからもったいない、と思う方もいるかもしれません。
でも、「合わないことを知る」ことも投資のひとつであり、別にその結果を使わないことがもったいないことになるとは思いません。
自分に合わない価値観を知らないと、合うものを見つけられないことは多いですから。
たくさん診断を受けているのに、全然ファッションが進歩しないなぁという方は、どれかひとつ、自分が本当に納得できた診断結果だけを残して復習することをおすすめします。
もし、MIROIRの診断を受けた後も、他のメソッドを主体に考えようと思っている方は、今後一切MIROIRの診断結果は忘れてください。
これは反対のことも言えます。
MIROIRの診断を主体に考えようとするなら、他の診断結果は全て忘れてください。
そうすれば、自分の軸となるファッションがすっきり整理されて、診断ジプシーすることなく、自分がやるべきファッションが見えてくると思います。