私がお洋服のクレジットを付けない理由
私は、ショッピング同行の記事にはお店のクレジットを付けていません。
実は、数年前にクレジットを書いていたら、お店に多くのお問い合わせがいってしまって、ご迷惑をおかけしたことがあること、
他の方が真似して買ってしまっておそろいになることをあまり好まないクライアント様もいらっしゃることが理由です。
ブログでのご紹介は、あくまでも、「こういうコーディネートパターンの考え方があるよ」ということを示したいのであって、「この商品を買うべき!」という目的で記事を書いている訳ではないので、ブランド名などは基本書かないことにしています。
私の私物は、ブランド名などを書いていることもあります。
本当に同じものが欲しいのか考えてみよう!
「○日のブログに載っている洋服のブランドは?」「ブログに載っているものと同じものが欲しいけど、全然見つからない」というお問い合わせを受けることがあります。
しかし、リアルタイムでSNSやブログにアップしていないので、だいたい既に売り切れてしまっているものが多いです。
せっかくご興味持っていただいたのに申し訳ない限りです(;_;)
しかし、よくよく伺ってみると、実は同じものでなくてよいのでは・・・?というケースが多いように思います。
具体例
- 例えば、このニットは以前SNSにアップして、お問い合わせが何件かあったものです。
- 少しピンクがかった赤がなかなか他にないこと
- 私の肌に合う色であること、襟の開きが広いこと
- 私が合わせているスカートに使われている色とほぼ同じであること
- シルクウールの素材できちんと見えやすいこと
がお気に入りポイントでした。
そして、このネックレスも大変よく聞かれたものです。
じゃらじゃら具合と、絶妙なシャンパンゴールドカラーがお気に入りでした。
同じようなものは見つからない
手に入らないと、他で「同じようなもの」を探す方も多いと思います。
でも、「同じようなもの」を探すと、まず見つからないと思います。
細かい部分ほど、そのブランドが趣向を凝らしたものであり、それがオリジナリティになっているため、同じようなディティールはまずないからです。
そもそも、こういう洋服やアクセサリーが欲しいと思った理由はなんでしょうか。
首元の空きが広い赤いニットだから?
きちんと見えるニットがほしかったから?
こう考えれると、首の開きは、ラウンドでなくVネックでもいいかもしれないし、赤の色も、ピンクがかった色でなくても、いわゆる「真っ赤」でいいのかもしれません。
きちんと見えるニットが欲しいなら、素材にこだわって選べば、赤である必要はないかもしれないですね。
パキッとした色、という目的なら、ご自身のお手持ちの洋服のことを考えたら、オレンジやイエローでもいいのかも。
アクセサリーも、この形でなくても、目的が「華やかな存在感があるもの」であれば、ショートネックレスでも、じゃらじゃらしたチェーンでなく大きな飾りが付いた一連ネックレスでも、目的は果たせる可能性があります。
具体的な商品を見てしまったが故に、写真のイメージに引っ張られて、同じものでないと!と思ってしまっているだけかもしれません。
そうなると、同じようなものが見つかるまで、「全然見つからない!」と思ってしまいます。
でも、そもそもの目的に立ち返ると、視野が広がって、意外と目的のものがたくさん見つかると思います。
私も海外の方のインスタで、「うわー!この柄のコーディネート素敵!この柄欲しい!」と思うのですが、そもそもなんでその柄か、と考えると、「キレイな色がミックスされて全体的にカラフルに見えるから」が理由だったりして、じゃあカラフルな柄を探そう、と発想を転換しています。