私を知っている人は、私が靴好きなのをよくご存知だと思います。
それでも昔よりは厳選したものを持つようになり、今はシューズクローゼットに入る分しか持たないと決めています。
昔はネイビーだけでも、濃紺、青みの濃い紺、青に近い紺、茄子紺と持っていましたが、さすがにそういうのはやめました(-_-)
なぜこんなに増えてしまうのか・・・
それはやっぱりコーディネートの幅を広げてくれるからです。
洋服やバッグのトーンとぴったり合う色、シンプルなファッションのアクセントになるものを見つけてしまうと、コーディネートを無限に思いついてしまって買わざるを得なくなってしまうのです(;´∀`)
逆をいうと、手持ちのものを考えずに、靴が美しいから、と買うことはしません。
これは去年の誕生日に自分への誕生日プレゼントで買ったもの。
ヒョウ柄がありきたりでないデザインもツボ。ヒールも5cmで長時間履いていられます。
そして何より、脱いでも素敵なので、いつでも自信を持って履けます。
お食事会などで、靴を脱ぐとわかっているときにはやっぱりこれを選びがち。
素敵な靴は、自分のテンションもすごく上がって、お出かけが楽しくなります。
どんなところへ行っても、きちんと見られるので、自信が持てます。
「足元を見られる」という表現がありますが、どんなものを履いているかは本当に大事だと思います。
ウォーキングシューズはファッションと合わない
靴は、昔から言われているように、オシャレの肝と言っても過言ではありません。
どんなに洋服を着飾っても、ヘアメイクを頑張っていても、靴だけで台無しにだってなります。
大人世代になると、靴は履き心地重視という方も多いかもしれません。
確かに、痛い靴を無理して履くと体に悪影響を与えるので、履き心地はとっても大事です。
でも、すごくすごく残念だな、と思うのは、やっぱりウォーキングシューズ系にはオシャレとは言い難いものも多く、どんなにオシャレを頑張っても、やっぱりファッションと合わないのです。
今はオシャレに見える靴でも、履き心地を考えられたものがたくさん売っています。
そういうのを見つけてもいいですし、通学通勤、移動のときはウォーキングシューズで、いざという時は履き替えてもいいと思います。
歩きやすい靴はウォーキングシューズしかない、と思わずに探してみると、機能性も見た目も両立させようとしているブランドも見つかります。
自分に合う靴の見つけ方
まずは、自分の足を計測してもらって下さい。
長さ、幅、足の特徴を客観的にデータにしてもらいます。
デパートや靴の専門店でやってくれたりします。
そのデータから、おすすめのブランドを教えてくれたりもします。
だいたいの目安がわかったら、格段に靴は選びやすくなります。
しかし、それで万事OKかというとそうではありません。
同じブランドでも木型によっても、素材によってもフィット感が全然違うからです。
結局は地道に何足も履いてみるしかありません。
履かずに見つけるのはまず無理ですね。
また、履いてみても、時間が経ってからの状態はわかりません。
経験則でだいたいの予想できるようになりますが、完全には分からないです。
でもひとつだけ言えることは、試着の時点で痛いところがあったり、パカパカするところがあったら、それは永遠に無理な靴です。
中敷きを駆使ししてもぴったりにはなりません。
中敷きは、”微”調整するためのものです。
大きめの靴に中敷きを敷けばいいという靴の専門家でないスタッフの言葉は、真に受けない方がいいと思います。
そしてすごく大事なのは、大きすぎる靴を履いている人がとても多いということ。
痛いのは論外ですが、パカパカではなく、ぴったりした靴を選ぶのもポイントかと思います。
慣れていない方は、小さい、と思うかもしれませんが、正しいフィット感は、一度専門店などで体験されるとよいと思います。
自分に合う靴の傾向を掴む
履き口が浅い靴ほど、サイズはぴったりでないと難しく、ある程度足が包まれる靴の方が、多少融通が効きます。
自分に合う形や素材の傾向もある程度掴んでおくと、失敗は少なくなります。
ちなみに私はほとんどスウェード素材しか持っていません。
小指と外反母趾のところが伸びにくい素材だと圧迫感が強くて履けないからです。
スウェードは比較的柔らかくフィットして、馴染みも早いです。
履き口は浅いほうが女性らしく見えやすく、肌が見える面積が広いので足がキレイに長く見える効果もあるので、背が低い私は、履き口の浅さにはこだわりがあります。
本来は、私の足だと足を覆う面積が多い靴の方がぴったりしたものが見つかりやすいのですが、ここはデザイン重視で、サイズができるだけぴったりなものを求めてものすごくたくさん試着します。
ハイブランドっていいの?
ハイブランドの靴の良さは、メンテナンスにあると思います。
例えば、ヒールの革がめくれてしまったとき、本国に同じ革があるかどうか問い合わせて、あれば取り寄せて直してくれたことも。
どんなに前に買ったものでも、きちんとやってくれる安心感があります。
木型は足に合うかどうかが一番大きいので、高いからいいとか合いやすいということはないですね・・・。
究極はオーダー
オーダーの靴はやっぱり最高です。

以前も紹介したオーダーの靴は、ヒールが10cmでも圧倒的に履きやすいです。
ヒールの高さを感じさせず、全くどこも痛くないし、歩きやすい。
どうしても靴が見つからない方は、オーダーシューズを検討されてみてはいかがでしょうか。
セミオーダーではなく、木型からオーダーできるものがおすすめです。
日々のコンディションによって微調整する
足の状態は毎日同じではありません。
むくみ気味だったり、逆にほっそりしていたり。
なので、毎日の状態に合わせて中敷きで調整できるとさらにいいと思います。
私は、薄さは1mm〜3mmまで、形も色々と中敷きをたくさん常備して、その日の状態に合わせて敷くものを変えます。
途中で中敷きが窮屈に感じたら、中敷きなしで履きます。
ちなみに、ある靴の専門家の方にお聞きすると、パンプスは素足で履くのが一番だそうです。
ストッキングは滑りやすいですしね。
とはいえ、季節やお仕事によっては、素足で履けない場合もあると思います。
その場合も、滑りにくい中敷きを使ったりと工夫してみると履き心地がよくなると思います。
美意識を優先して頑張ってヒールを履く
友人のモデルの桐山マキちゃんは、いつも高いヒールの靴を履いています。
ヒールが高くないとバランスが良くないから、と言っていました。
モデルでも低いヒールの靴でバランスが悪いなら、素人のワタシたちは・・・
さらに身長が低い私は、美意識高くいつまでもヒールの靴が履けるように、脚をちゃんと鍛えておきたいし、ヒールに慣れておきたいな、と思っています。