クライアント様データ
Eさん(40歳・会社員)
パーソナルカラー:青みしっかり/濃く鮮やか
体型データ:8タイプ
印象タイプ:ヘルシータイプ

ヘルシータイプらしいファッションを楽しまれていたEさんから、1年半後、このようなオーダーを頂きました。
私はヘルシータイプですが、元来の性格は激しいほうで
す。
最近はこの内面の変化が顕著になり、さらに強くたくましくなりました。
そこで…アバンギャルドや、向いていないと診断されているゴージャス、モードにもチャレンジして、これまでの殻を破りたいです! !!!
見た目から気分転換を図りたいと思いました。
このように、「こうしたい!」が強くなった時って、本当の意味での「自分ブランド」が見つかった時だと思います。
ファッションは、内面との調和はとても大事です。
ヘルシータイプのアレンジファッション
今、Eさんの気分であるファッションタイプは、「個性的」「攻めている」といった共通点があります。
ヘルシータイプはもともとシンプルでさっぱりとした雰囲気が合うので、バランスを間違えると、ものすごく派手派手しくなり、下品に見える危険性もあります。
そこで、大事なのが「いい塩梅」です。
その1
個性的な柄を取り入れるときは、ポイントは1点に絞ります。
ここで色も遊んでしまうと、ごちゃごちゃになってしまうので、色は抑えることで、シンプルが似合うヘルシータイプの軸を守ります。
これに対して、アヴァンギャルドタイプやモードタイプは、ポイントがいくつかあったり、色も同時に遊んだりしても全然大丈夫なんですよねぇ。
でも、このブラウスだけでシンプルなパンツ合わせだと、ちょっと遊びが足りないので、鋲付き のパンツを合わせて、シンプルと遊びのギリギリのラインを攻めました。
その2
こちらも目を引くインパクトアイテムを1点だけ目立たせるパターン。
他はブラックでまとめることで、よりスカートが引き立ちます。
トップスもライダースジャケットのようなデザインで辛口なものをもってきます。
ここで、ごく普通のニットだとちょっと遊びとしては弱いですしね。
その3
これもインパクトのある柄とデザインを目立たせ、他は黒でまとめるのですが、スカートはレザーを選び、素材で辛口な雰囲気をさらにプラスしたパターンです。
その4
↑目をつぶっちゃった写真しかなく、ちょっとお顔を隠しました。
ティールグリーン×マゼンタピンクというちょっと個性的なカラーコーディネートで遊ぶ場合は、デザインや柄の方は抑えます。
でもこれも、あまりデザインがなさすぎても普通すぎるので、パンツの裾のビジューで少し遊びを入れます。
その5
赤×黒のカラーの組み合わせも、パキッと強めに見えやすいです。
スカートのデザインも個性がありながら、直線的で柄っぽくないもので「いい塩梅」を。
その代わり、トップスは甘さを抑えたレースブラウスでちょっと柄っぽくも見せて、シンプルすぎないバランスで、”今”のEさんらしさを出します。
最近twitterでもよく言っているように、自分の得意なファッションの軸に、自分の好みや個性をプラスして初めて「自分らしいファッション」が出来上がります。
年代によっても、自分の心境の変化によっても、軸にプラスするエッセンスは変わっていくと思います。
その時々での「自分らしさ」をたくさん楽しみましょう!