前回の続きです。
前回の記事はこちら。
前回も触れましたが、コーディネートとは、
「自分が生まれ持った特徴から得意とするファッション」に、「自分の感情が喜ぶファッション」をプラスすることで、「自分らしいファッション」を仕上げていく作業です。
コーディネート上達のためには、色合わせだとか、腕まくりだとか、そういったところを強化することだと思われがちですが、それ以前に、いわゆる「自分のファッションの軸」をバシッと決めておくことが何より重要です。
コーディネートがうまくいかない方は、この「得意なファッション」と「好きなファッション」を同時にごちゃまぜで考えるからうまくいきません。
今、私のファッション診断を受けた方でtwitterアカウントをお持ちの方限定で、この「自分のファッションの特徴10個」を2019/12/25まで無料チェックしています。
(チェックをして欲しい方は、twitterのDMで本名を送ってください。今混み合ってるので返信は少しお時間いただいています。)
あるクライアント様のチェックの様子をご紹介します。
皆様の「自分のファッションの特徴10個」づくりのヒントになれば幸いです。
ちなみに・・・この作業は、あくまでもコーディネート上達のために自分の軸になる特徴をつかむものであって、自分の心のあり方や自分らしさって何だろう?という内面のワークとは別物です。
そこを混同してワークに取り組むと、なぜ好きなもの入れちゃいけないの?となるのでご注意ください。
実際のクライアント様のワークチェック

ワークはこっそりやってみていたのですが、大サービスで無料で見ていただけるとのこと!! お忙しい中恐縮ですが、ぜひお願いしたく、お送りします。
シャープ
ダーク
コントラスト
ややおおげさなワンポイント
エレガント
緊張感(ぴったりしたサイズ感や、フォーマルさ)
一点だけリラックス(とろみワイドパンツや袖口の広がりなど)
クラシカル
落ち着いた
よろしくお願いします。

ワークやっていただいてありがとうございます!
キーワード、なかなかよい感じです!
ただ、「エレガント」「クラシカル」は正確にいうとモードさんの特徴ではないので、ここは外してよいかもです。
「おおげさなワンポイント」も少しモノ自体の特徴にいきすぎていますかね。
あまりアイテムを制限するモノでなく、雰囲気を掴めるキーワードで覚えるのがオススメです。
まず、一番意識していただきたいのは「クール」「個性的」ですね。
そうなると「落ち着いた」は「個性的」と少し混乱しそうですね。
おそらくモードさんの意識としては「大人らしい」に近いのかなぁと思いますがいかがでしょう!?
他の候補としては「大胆」「迫力のある」などもモードさんのキーワードです!

早速の細やかな添削、ありがとうございます!!
たしかに、落ち着いた、というところまで行くと、モードタイプのクールさや個性的な感じが潰れてしまうかもしれないです。
書いていただいたように、大人らしい、は近いですが、もう自分が十分大人な年齢なので(笑)、洗練された、とか、品格がある、とかを目指したいです!
クラシカルとエレガントは、アンティーク調や、とろみ素材や長いパフスリーブが好き、などの自分の好みですね笑。
似合うというより、自分の好みとして、ひとさじ入れるとよい、というレベル感なのかも、と思いました。
おおげさなワンポイント、というアイテム寄りなキーワードより、大胆さなどの雰囲気を意識します。
ありがとうございました!またいつかレッスンもお願いします★

はい、是非お待ちしています!
クラシカルやエレガントはお好みなんですね。
仰るとおり、お好みでアレンジする部分は、「自分軸」=「鉄板に得意な特徴」ではなく、アレンジで加える部分ですね。
自分軸をもとに、お好きなものをエッセンスで加えていくと、(仕上がりの全体の雰囲気は自分軸のキーワードです!)自分らしいファッションができあがります!

嬉しいアドバイスとコメントをありがとうございます!
カッコいいのが似合うとは思うのですが、マニッシュなものや、カッコよすぎると落ち着かなくて、エレガントさやクラシカルな感じを入れたくなるので、軸の雰囲気が中心になるよう意識しつつ、取り入れられるようにしたいと思います!
ぜひまたブログでご紹介頂けたら嬉しいです(*^^*)
よろしくお願いします。
私がtwitterで、このワークをやってくださった方を拝見していると、
このパターンで躓いている方が多いな、と思いました。
そもそも、コーディネートが素敵に見えるのは、その人にバッチリ合っているからです。
着こなしの技術だけで似合わないものを着ていると、「ファッション好きな人」には見えても、「素敵」には見えません。
似合う、とは理論的になぜ似合うのかが説明できる状態であり、他人から見ても「ハマっている」状態です。
自分の得意なものからかけ離れていると、他人にものすごく違和感を与えてしまいます。
得意なものは、「自分のファッションの軸」です。
いつでもこの雰囲気で仕上げることを意識します。
そこに、「好きなもの」をエッセンスで加えていき、自分らしさを作っていきます。
このエッセンスを「自分のファッションの軸」に入れ込んでしまうと、どんどん自分の得意なものからかけ離れます。
やはり、得意でないものがメインの雰囲気にくると、どんなに頑張っても、どうしてもコーディネートは「すごく素敵」に見せることは難しいです。
今回のモードさんのファッションの組み立て方
このモードさんの場合、やはり自分の特徴に「エレガント」「クラシカル」を入れていると、メインにこの雰囲気をもってきてしまう可能性があります。
お好きなものでも、モードさんにとっては、こういうイメージはやはり違和感になって、素敵に見せることが難しいです。
https://ap-story.jp/jusglitty/より
あくまでも、軸は「クール」「個性的」「シャープ」な雰囲気です。
もちろん、このモードタイプの雰囲気だけでゴリゴリに作り上げても、似合って見えるのですが、こちらのモードさんは、「マニッシュなものや、カッコよすぎると落ち着かない」タイプです。
だからこそ、「クール」「個性的」「シャープ」だけではない、好きな「クラシカル」「エレガント」な雰囲気を加えていくことで、モードさんらしいファッションが出来上がります。
https://www.gracecontinental.com/editorials/diagram/1/より
ぜひ、皆様も「自分のファッションの特徴10個」を意識して、自分らしいエッセンスを加えていったファッションコーディネートを楽しんでくださいね!