素敵な親子のHさん(57歳・教師)とMさん(26歳・会社員)が親子でファッション診断にお越しくださいました。
すーーーっごく美人で、性格もよいお二人。眼福でございます。
こうして親子でファッションの話しをしたり、一緒のことを楽しめるっていいですよね。
ペアレッスンのいいところは、相手の似合うものが客観的によくわかることです。
自分の似合い度合いとの違いを感じることで、より「自分らしさ」が理解しやすくなります。
MIROIRは、親子・姉妹・ご友人でのペアレッスンも大歓迎です。
パーソナルカラーは若干年齢的要素での違いもある
HさんとMさんは、パーソナルカラーも体格も見事に遺伝していてほぼ同じタイプでした。
(真逆という母子も存在します!その場合はお父様の影響が大きいのでしょう。)
ほぼ、というのはパーソナルカラーで似合う濃さの範囲が若干違いました。
これは年齢的要素も大きいですね。
お若いと、苦手なものの悪影響が強く出ないために、幅広く着られることが多いです。
悪い影響は、肌への影響だったりするので、透明感があり、肌にくすみのない若い方は影響を受けにくく、年齢を重ねたお肌は、より影響を受けやすくなります。
これが、多くの方が「今まで着ていた色が急に似合わなくなった」と思ってしまう理由のひとつです。
娘さんのMさんが年齢を重ねていくと、お母様と同じ範囲になっていくと思われます。
印象タイプは遺伝ではない
以前も書きましたが、印象タイプだけは親子でも遺伝しません。
ファッションは、個性の表現です。
生き様、性格、価値観など、自分の内面を外見の魅力に上手にブレンドして、ファッションで表現されるのが「自分らしいファッション」です。
どんな顔立ちか、という部分も大切。顔にも生き様が表れますしね。
もちろん、遺伝的な外見の要素を知ることは大切です。
しかし、遺伝的な外見の要素だけで似合うファッションが決まると、それは「あなただから着るべき洋服」ではなくなります。
いくら母と娘であっても、違う人間です。
顔も性格も違うのだから、自分らしいファッションも違って当たり前です。
ただ、体格的には似た部分で共通点がありますので、HさんMさん母子は、着痩せする技は同じです。
印象分析は、「何も知らない他人が持ちやすい印象」を分析しているものです。
外見の遺伝的要素の他に、立ち居振る舞いや声、話し方なども影響してきます。
お母様のHさんがキュートタイプ、
娘さんのMさんがフェミニンタイプでした!
お二人は逆かと思ってた〜とおっしゃっていました。
実は、お母様の方がより「かわいい」感じがお得意で、「かわいいデザイン」を着ても、違和感がなくハマります。
娘さんの方は「かわいい」にすると、ちょっと子供っぽくなってしまいます。
お母様のHさんが着ていたトップスがまさにキュートタイプでとてもお似合いでした。
実は娘さんのMさんのところにお泊りになっていたので、今日のためにトップスを借りていらっしゃったそう。
大成功なお洋服選びでしたね。
小柄な方全員が雑誌の「Sサイズ」の着こなしが使える訳ではない
娘さんのMさんは、150cmちょっとの小柄で、細身でいらっしゃることもあり、子供っぽく見られるのがお悩みだったそうです。
フェミニンタイプの方は、キュートタイプに寄ってしまうと子供っぽくなりがちです。
Mさんは、年齢的にまだキュートに寄せていても大きな違和感はありませんが、30代に向けて徐々に違和感が出てくるので、フェミニンタイプを本領発揮されていかれるとよいと思います!
Mさんの場合、体型的にも印象タイプ的にも、雑誌で特集される「着痩せ」だったり「Sサイズコーディネートの技」なんかがほとんど当てはまらないタイプです。
小柄で華奢なタイプにも種類があって、8タイプやXタイプのようにウエストが細いタイプ、Iタイプのように全体の幅が同じタイプ、Aタイプのように肩幅よりおしりが大きいタイプで、着こなしポイントが全然違います。
少しでもポイントを間違うと、すごく華奢なのに着太りして見えることがあります。
8タイプのMさん、太って見えるワンピースの原因は、くびれポイントのズレでしたね。
Mさんは、小柄であることにとらわれず、大人っぽい女性らしい着こなしを、
Hさんは、堂々と大人かわいい着こなしで、ますます生徒さんの人気を獲得されてください。
これからも素敵なオシャレ母娘で、仲良くファッションを楽しんでくださいね!