Aさま(30代・子育てママ)は、定期的にスキルアップにお越しくださっています。
すごく努力家で、お伝えしたことは、一言一句全て吸収され、それを繰り返し練習されているので、お会いするたびに、どんどん美人度が上がっていらっしゃいます。
そんなAさんの初回のメイクレッスンの事例です。
スタイリッシュなメイクのコツ
Aさんのお顔の形では、ある程度角度をつけた眉が小顔に見せてくれるので、自眉の形をそのまま活かします。
眉頭より眉山が太くなっていると、男性的な力強い印象になってしまうので、眉山にかけて次第に細くなっていくように整えます。
スタイリッシュな雰囲気にする場合、眉はナチュラルな雰囲気を残すよりも、ある程度「整えている感じ」を出した方が合います。
アイメイクについては、オレンジ系のアイシャドをお似合いになるブルーベースカラーに変えました。
苦手な色は、色が派手に浮いたり、沈んで見えたりします。
Aさんの場合は、色が浮いてまぶたがやや腫れぼったく見えていますが、色を変えるだけでまぶたの広さが違って見えますよね。
ちなみに、スタイリッシュな雰囲気の場合、眉と目の間をやや狭く見せるとキリッと仕上がります。
今回は、ブルーのアイシャドウを付けていますが、選び方がとても大切です。
ブルーベースだからと、青みが強すぎるものを選ぶと失敗しやすいです。
ブルーベース=青みがあれば何でもいい訳ではなく、自分の青みの得意具合や、肌色(表皮の色)によって、似合う「青み」が人それぞれ微妙に変わります。
Aさんはもともとの目が理想形に近いので、アイラインも長さを出しすぎず、目尻を跳ね上げすぎず、もともとの目の形を最大限に活かします。
このまま目の下を何もやらないと、目の上の華やかさに比べて目の下がスカスカに見えてしまい、頬の面積が大きく見えるので、目の下もしっかりアイシャドウとマスカラを入れます。
クマが気になるとのことでしたが、ファンデーションの前に、ほんの少しコントローラーを入れただけで
ほぼ消えます。
クマがあるからと、ぼってりコンシーラーを塗り重ねると、かえって厚ぼったく仕上がったり、目元の崩れにつながりやすくなります。
ポイントは、血色が足りないのか、くすんだ色を消したいのか、悩み別に使う「色」を的確に選ぶこと。
全顔お見せできないのが本当に残念なのですが、すっごく素敵なメイクに仕上がりました。
今や、Aさんは、女性らしい華やかメイクを楽しんだり、いろいろなアイテムを使ったり、メイクを自由自在に楽しまれています。
それも全て、このときの基礎レッスンがあってこそ。
今のAさんがすごく美しく、楽しそうにされていると、この時出会えて本当によかったな、と思います。
Aさん、また新しいことやりましょうね〜(^o^)/