クライアント様データ
Aさん(39歳・会社員)
パーソナルカラー:黄みが強すぎないイエローベース/濃くて鮮やか/赤みが入る色が得意
体型データ:長方形型
印象タイプ:ヘルシー
若い頃は華やかでかわいいファッションがお好きだったそうですが、ご結婚を機に、シンプルなファッションに変えたら、Aさんらしく地味、と言われたことがあり、迷走してしまっているとのこと。
なぜシンプルファッションが地味になるのか
Aさんご自身、シンプルファッションが得意なタイプではあります。
でも、それが自分自身もしっくりこないし、他人からも地味だと言われる・・・。
きっと、そういうお悩みをお持ちの方は多いかもしれません。
Aさんは、濃くて鮮やかなカラーが得意なので、ベーシックカラーだと華やかさが出にくいです。
そして、シンプルなアイテム自体は、自分でかなり気をつけてコーディネートをしないと、何もポイントがないファッションに仕上がりがちです。
何を主役にして、何を脇役にして組み立てるのか、ここに明確な意図がないと、主張が強くないシンプルなアイテムだけでは、「華」が出ないのです。
シンプルなアイテムを主役に持ってくる場合は、脇役に華をもたせる必要があります。
つまり、アクセサリーや小物、色使いなどをかなり計算する必要があります。
だからこそ、シンプルファッションが一番むずかしいと言われる所以だと思います。
ヘアメイクについて
今回は、初めてのメイクレッスンということで、小顔&顔色を明るく見せる基本のメイクをやっています。
大人はどうしても、メイクが薄すぎると生活感が顔に出てしまいます。
メイクやファッションは、ちょっと生活感がないくらいの方がオシャレに見えることが多いです。
それはどこで操作するかといえば、やはりベースメイクで色ムラを消すことですね。
私がメイクレッスンをしていて、色ムラがなくてベースメイクを塗らなくていいと判断した人は200人に1人くらいしかいません。
ほとんどの方は、ちゃんとベースを塗って均一な肌色に仕上げた方が美しいです。
顔色も明るく見えるので、お顔もパッと華やかになりますね。
小顔の秘訣
小顔メイクというと、シェーディングなどを駆使するイメージの方も多いですが、そうしなくてもやれることはたくさんあります。
まず、Aさんの場合、目元の存在感を出すことで、頬の面積を小さく見せることができます。
目の形がすごく綺麗なので、アイメイクがとても映え、美人度がさらにアップしますね〜!
私もなのですが、頬骨が出ているタイプの方は、頬骨周りをフラットに見せることで、頬の存在感を薄めることができます。
また、これは割と大事なことですが、顔の赤みは顔を大きく見せてしまうので、赤みを消すだけでも顔を小さく見せることができます。
Aさんの今の髪型は、耳のあたりまでしか髪の毛がないのですが、もう少しフェイスラインに沿って顎近くまですぼまるように髪の毛があった方が小顔に見えます。
もう少し伸びてきたらぜひやってみてください!
Aさんは、遠方からお越しくださったのですが、本当に東京まで来てよかった!とおっしゃってくださいました。
そしてLINEサポートも活用しながら、がんばっていらっしゃいます。
これからどう変化されていくのか、とても楽しみですね!!(^o^)