吹き出物がたくさんできやすかったり、
お肌にザラつきがあったり、
表面が固くなっていたり(もっと症状進むと表面がデコボコします)
一部分だけ異常にカサついていたり、
首の方が白くて顔の肌の色が赤黒くなっている方など、
お肌にコンプレックスをお持ちの方も多いです。
クレンジング、ちゃんとできていますか?
上記のようなお悩みをお持ちの方に、
「クレンジングは普段何を使ってどんな感じで洗顔していますか?」とお聞きすると、
ほぼ全員、クレンジングに問題があることが多いです。

これまで、ありがたいことにたくさんの方にレッスンを受けていただいて、
様々なタイプのお肌に触れる機会があったため、
クレンジングに問題があるお肌は、触れればだいたいわかります。
正しくクレンジングできていないと、
落としきれていないメイク成分が毛穴に蓄積されて、お肌の不調につながりやすくなります。
これまでのクライアント様に多く見られたパターンを挙げます。
オーガニック・ナチュラル志向の方が陥りやすいパターン
お肌のためと思って、オーガニック系やナチュラルコスメを好まれる方も多いです。
このようなクレンジングは、優しい成分であることは良いことなのですが、
洗浄力が弱いことも多いです。
落としたつもりになっても、洗浄力が弱い分、落ちきれていないこともあります。
ササっと適当に済ませず、丁寧にメイクを落とすことを心がけましょう。
メイク落としの分量が極端に少なすぎるパターン
私のメイクレッスンで、半数以上の方は、
「使う量が少なすぎる」と言われたことがあると思います。
推奨される分量は、お使いのコスメに書いてあったり、買う時に説明があるかと思います。
極端にこの量を減らさないようにしましょう。
少ない分量ではメイクも落ちませんし、
肌との摩擦もおこしやすく、肌荒れの原因になりやすいです。
石鹸で落とせるメイクだからと油断しているパターン
今は石鹸で落とせるという謳い文句のコスメもたくさんありますね。
確かに落とせます。
しかし、それは、きちんとできていれば、です。
適当に軽くパパっと洗った「つもり」では、メイクは全く落ちていません。
きちんと石鹸を泡立てて丁寧に洗えていますか?
オイルクレンジングの使い方を間違っているパターン
オイルクレンジングでメイクが落ちる仕組み、ご存知ですか?
オイルを付けた時点で落ちるのではなく、
水を加えて乳化させることによって、メイクと馴染んで落ちる仕組みです。
この「乳化」を十分できていない方が多いです。
やりすぎパターン
メイク落とし、洗顔など、逆にやりすぎてしまって、
お肌の正常なバランスを崩している方もいます。
オイリー肌に悩んでいる方で特に多いですね。
脂をかえって取りすぎてしまうため、また過剰に脂が出てしまいます。
それに、お肌の表面を摩擦しすぎてしまっていているパターンも多いです。
美肌のためには、美容液やクリームなど、”付けるもの”が注目されがちですが、
いくらいいものを付けても、
落とせていないものが毛穴をブロックしてしまっていては、意味がありません。
また、メイクをすること自体が悪いのではなく、落とせていないことが悪いのです。
ちゃんと落とすことができれば、メイクは好きなように楽しめます。
美肌の秘訣は、「きちんと落とすこと」です。