クライアント様データ
Hさん(29歳・会社員)
パーソナルカラー:彩度高すぎない黄み
体型:下半身にボリュームがある△型
印象タイプ:ヘルシー
今回は、コーディネートスキルアップコースをお申し込みいただいています。
Hさんの課題
Hさんはものすごく真面目です。
真面目がゆえに、お勧めのパターンを知ると、それが「正解」とインプットされ、同じパターンばかりになってしまい、ご自身でアレンジができなくなるのが課題でした。
私がお会いするときは、いつもシャツにニットの重ね着。
そしてスカートはフレアスカートばかりになってしまうとのこと。
今回は、ここから抜けましょうね、と違うパターンをやってもらうのを宿題にしました。
ビフォー・アフターその1
左:このワンパターンになりがちだったレッスン最初の頃のHさん。
右:思い切っていつものパターンを崩したコーディネート。
いつも選ばないパターンでガラリと変えられたのは素晴らしいです!
季節感も良い感じです!
改善点は、靴とバッグのベージュのトーンを合わせたほうがよいこと、
靴はもう少し足の甲が出るなど軽さを出したほうがバランスがよいこと、
そして腕まくりももう少し上の方でまくって肌を見せた方がバランスがいいと思います。
ビフォー・アフターその2
そしてもうひとつの課題は、年齢による変化です。
MIROIRに初めてお越しになったのはまだ20代中盤。
かわいい元気キャラがお似合いでしたが、最近今までのファッションにモヤモヤしている、とのことでした。
女性は、年齢とともにライフスタイルが変わったり、求められる立場が変わります。
それと同時に、ご自身の気分だって変わっているはずです。
女性のファッションは、一度似合うものを知ったら終わり、ではなく、自分がどうありたいのか、自分のその時の感情などを表現することで、完成していきます。
Hさんは、大人としての魅力を出していきたい時期に来たようです。
左:まだMIROIR式診断を知らないHさん
真ん中:MIROIRの診断後、似合うファッションになって元気でかわいい雰囲気の20代中盤のHさん
右:大人のリラックスカジュアルを意識した30歳目前のHさん
こうやって見るとどんどん雰囲気変わっていますよね。
大人ファッションのいろいろなパターン
Hさんの場合は、色のトーンを落ち着かせたり、スカートの広がりを押さえると大人っぽい雰囲気になります。
とはいえ、ヘルシータイプらしさは出したいので、キレイめに寄り過ぎないように、カジュアルな要素はどこかに必ず入れます。
その時々の流行のエッセンスを取り入れていくのもファッションには大事な要素です。
今流行のゆるっとした雰囲気もお似合いなのですが、体型を大きく見せない塩梅は、必ず全身鏡でチェックしましょう。
Hさんは、新しいファッションが拓けてすっごく楽しい!とおっしゃっています。
セオリーとして似合っていても、気分に合っていなければ、そのファッションは今の「正解」ではなくなります。
自分と向き合って、自分が変われば、ファッションも変えて楽しんでください!