今回は、リピーターのN様(47歳・会社員)のクローゼット整理レッスンを行いました。
掲載のご快諾、誠にありがとうございます!
N様は、ファッション診断を受けて、少しずつ意識しているものの、今までのお洋服はどう整理してよいのかわからないというお悩みをお持ちでした。
クローゼットの整理は、心の整理。
心も整理していかないと、なかなかクローゼットも片付かないんですよね。
MIROIRのレッスンは、クローゼットを整理しているようで、心理的に「自分がどうありたいのか」を整理していく内容になっています。
ご自身で整理する場合は、まずはこの7箇条を意識いただければ、スッキリ整理できるはずです!
まず、準備段階として、「例外なく」全ての洋服や小物をクローゼットから出して一つの場所に集めます。
洋服がかかったまま、引き出しの中に置いたままでは、全体像が見えないので正しい判断ができません。
- 着てテンションが上がる大好きなものは、例え似合うものに当てはまっていなくても残してOK。
クローゼットで何を残すべきか?については、多くの方はすごく誤解している部分があると思います。
「ファッション診断で似合うと言われたものだけ残す」は間違いなんです。
ファッションとは、似合うことはもちろんですが、自分の好みや価値観を反映して完成するものです。
それを抜きにした装いをしても、何ら魅力的ではありません。
そういうものは工夫をしてでも着るべきです。
ただし、好きでも「やっぱり似合わないかも・・・」と着ていて気分が下がるものは手放します。 - 「高かったから」「まだ新しいから」それは勉強代だと思って諦める。
高いものや新しいものはもったいないと思って処分しにくいですが、ここを思い切って処分することが、一番のコツかと思います。
同じ間違いをしないようにお勉強ができたと思えば、ちゃんと意味があったと思います。 - 素敵に見えないのに「ラクだから」着ているものはいらない
スタイルが劇的に悪く見えたりと素敵に見えないと分かっていながら、ラクだから着ているものを持っている人は意外と多いと感じます。
ラクでも素敵に見えるものはあります。
素敵に見えないものを着ないところから、自分ブランド化が始まります。 - 部屋着にすればいいよね、という言い訳はしない。
部屋着はリラックスできるものをちゃんと買いましょう。
外出着を部屋着にしてもリラックス用にできていないので家では使いにくいです。 - 人から見て、同じ洋服に見える似た色・デザインのお洋服は1つだけに絞ること。
自分にとって違いがあっても、人から見たらほぼ同じにしか見えません。
同じようなものの中にも、たくさん手が伸びるもの、あまり着ないものがあると思います。
一番よく着るものだけ残しましょう。 - 迷ったら「それで自信を持って表参道を歩けるか?」と考える。
表参道を歩く、がピンとこない場合は、「それを着ているときに、好きな人に会えるか?」と考えてもいいですね。
自信を持って堂々とできない洋服は、自己肯定感が低くなるので残さなくていいと思います。 - 2年着なかったものは今後も着ない。今着られないものは残さない。
洋服には旬があります。
流行もですが、自分の気分による旬があります。
とっておいても、買ったときの旬は間違いなく過ぎていて、これからその時以上に着たい日は来ません。
痩せたら着る、もNG。痩せたらそのとき買いましょう。
Nさんは、私はお洋服全然ないの、とおっしゃっていましたが、とってもたくさんお持ちでした。
無意識に、お洋服をたくさん溜め込まれていたのです!!
しかも同じようなデザインばかり(^o^;)
そしてゴミ袋3袋分は処分、5袋分はフリマ行きとなり、残ったお洋服は10分の1になりました。
最後は、残すと決めたものを再度仕分けます。
なぜそれが必要かというと、最初の頃は、どうしても判断が甘くなって多くを残しがちだからです。
しかし、作業が進むうちに、自分の判断が冴えてくるので、最初は「もったいない精神」が勝って残してしまったものも、冷静に判断できるようになり、更に減らすことができます。
終わった後は、N様はクローゼットを開けるのが楽しみでワクワクするとおっしゃっていました。
自分を素敵に見せてくれるお洋服だけが詰まったクローゼットって本当に気持ちがいいです。
クローゼットも美人にしましょう!!