Sさん(40歳・育休中)のクローゼット診断を行いました!
前回から、ご結婚もされ、赤ちゃんも生まれ、人生激変!
Sさん、お似合いのものもバッチリご存知で、すっかりキレイに整理されていると思いきや・・・
なんと、クローゼット診断史上最高枚数だったかもしれません。
たぶん、全部で500着以上は確実にあったと思います。
それなのに、ものすごーーーくキレイに整理されているのです。逆にすごい才能(≧∇≦)
私も、だんだんクローゼット整理のスキルが上がり、この枚数でも驚くほどのスピードで終えることができました(笑)
よくある収納ケース、この写真に写っている6つだけでなく、別の方向にも4つ程ありました。
収納ケースに入らないものはこのようなケースにキレイに収められています。
ハンガーにかかっているものもたくさん!
Sさん、とっても物を大切にされる方です。
30代前半くらいに買われたものもたくさんありました。
こうやって物持ちがよい方だと、かえってご自身では整理できないパターンが多いです。
こういうときこそ、客観的に見られる人の力が必要だと思います。
私はまず、「これは着ていますか?」とお聞きするのですが、
なんと、こんな大量なお洋服でも、2/3は「今も着ている」とおっしゃっていました。
「ありすぎて毎朝迷いませんか?」と伺ったところ、毎日色んな所を開けてあれこれ悩むとおっしゃていました。
人って選択肢がありすぎると迷います。より人生が複雑になります。
実際に一枚一枚確認しながら、「これからも着たいですか?」と聞いてみると「あったら着る!」というお答え。
はい、これが整理できない理由ですね。
「あったら着る」は、「あるから着る」んです。
「目指したい姿の自分は、このお洋服を着ていて素敵?」
「理想の自分になったときにもこれは着たいですか?」と質問を変えると、
「もう子供っぽい」「かわいすぎる」「そんなに着たいものではないかも」というお答えのものがとても多かったです。
つまり、必要じゃないものなのに、手元にあるからもったいなくて着てしまうのです。
そして、心から着たいものがないから、またお買い物で増えてしまう・・・というパターンで
どんどんお洋服が増えていきます。
女性は、人生のステージごとに着るお洋服も変わってきます。
その時々で体と心にちゃんとフィットするものを着ていないと、自分への満足感が得られないのです。
もう役割の終わったお洋服は、ちゃんと卒業させていきましょう。
過去も大切にしてもいいけど、目を向けるべきは未来の自分です。
卒業するモノの山は、最終的に300着くらいはあったかもしれません。
残ったお洋服をクローゼットに入れると、大きなスペースがガラッと空きます。
この場所は、今まで「場所がない」と諦めていた、本当に欲しいもの、本当にやりたいことが入ってくるようになると思います。
Sさんのこれからの人生、どんな新しいことが待っているでしょうか?
とっても楽しみですね(^o^)