Hさん(27歳・会社員)は、脚の太さを気にされて、どの季節でも足元は濃い色のタイツを愛用されていました。
Hさんは、体型はお尻のあたりのボリュームが一番大きい、A型。
印象タイプはヘルシータイプです。
下の写真は同じ日に、あえて同じようなお洋服でスタイルがよく見えるアレンジをしてみました。
(もちろん、髪型とメイクも変えました!)
同じ日とは思えないくらい、体型の見え方が違うと思いませんか?
まず、今回は、全体の色合いやフレアスカートという条件をあえて同じにしてみました。
下半身が気になる方はフレアスカートをただ着ればいい訳ではない
Hさんは、別の場所で骨格ウェーブと診断されており、フレアスカートを使ったコーディネートを積極的に取り入れていらっしゃいました。
確かにフレアスカートはお尻や太もものボリュームが気になる方にはぴったりなのですが、全体のバランスを考えずにフレアスカートだけ着てもダメなのです。
Hさんは華奢な上半身は細く見せるために、ぴったりとしたトップスを選ばれていたようですが、Hさんの場合は、それをやると、余計にA型の体型がそのまま強調されてしまい、余計に下半身の方にボリュームが集まって見えてしまいます。
Hさんの場合は、もう少し肩幅を広く見せて、肩幅・お尻とウエストとの差をつけることで、よりスタイルをよく見せることができます。
ということで、アフターは、上半身にボリュームが出るトップスを持ってくることで、全体の体型をXラインに見せています。
脚の太さを気にするなら、黒ストッキングはNG!
コンプレックスがある部分はできるだけ覆って隠したい気持ちがありますよね。
Hさんも、脚の太さが気になるということで、濃い色のタイツや足元をできるだけ覆うショートブーツを愛用されていました。
しかし、ここが落とし穴で、覆えば覆うほど、足元が重い印象になって、余計に脚が太く見えてしまうのです。
引き締め効果を狙った黒の色が実は逆効果になっているのです。
また、特にショートブーツは、細い足首を隠して、中途半端な太さの位置でブーツの筒が終わるのですが、ブーツ上部の太さが、脚全体の太さの印象につながって、実際より太く見えてしまっています。
いつも隠していた方が、急に脚を出すことになると、最初はすごく抵抗があると思うのですが、思い切って出してしまった方が脚は細く見えるので、ぜひ、勇気を出してもらいたいですね。
ここまで見え方が変わりますから!!
また、脚をより細く長く見せるために、足の甲が見える靴の方がよりよいです。
ちなみに、黒タイツは絶対にNGではなく、コーディネートや季節によってはもちろんアリです。
でも、黒タイツを使う場合は、つながりを持たせる濃い色をどこに持ってくるかなどの計算は必要です!
体型のコンプレックスは、そこだけをカバーする方法をあれこれ考えたくなりますが、実は全体のバランスを整えたほうが、気になる部分は目立たなくなります。
ぜひお試しください!