Yさん(55歳・会社員)は、お仕事も、趣味もバリバリこなしていらっしゃる、本当にかっこいい女性です。
会社を辞めた後の人生を考え始めて、自分らしい生き方を見つけようとMIROIRのレッスンをお申込み下さいました。
Yさんは、キツく見られないように、今まで女性らしいものを無意識に選んでいらっしゃったようです。
アーバンタイプは甘さを抑えることでかえって魅力をアップする
Yさんのファッションタイプはアーバンタイプ。
クールでかっこいいファッションがお得意です。
実は、アーバンタイプのような方は、かっこよく、甘さを抑えた方が、逆にセクシーで、憧れられるような存在になります。
このようなタイプの方が女性らしさを前面に出すファッションに寄せてしまうと、自分の本来の雰囲気とのアンバランス感から、ちぐはぐな印象を与えがちです。
甘さをもっと抑えると、ご覧のとおり!かっこよくてひたすらに美しいのです。
スカートはAラインよりも、長めタイトで甘さを抑えた方がよいです。
また、体型がI型の方は、着丈が長いトップスを体に沿うように着てしまうと胴が長く見えるので、ウエストも上にポイントを持ってくることで、スタイルの良さを際立たせることができます。
ちなみにYさん、一般的な骨格診断ではウェーブになるタイプですね。
ウェーブはウエストが長い、ウエストが間延びするからウエストを上めにインするのがよいと言われていますが、Yさんの場合、そうではないんですよね。
ウエストが長いのではなく、細すぎて他の部分との差がないんですよ。
アンダーバストや骨盤と、ウエストの細い部分の差があれば、そこが自然にウエストポイントになるのですが、全体が細い人の場合は、人工的にある程度ポイント作った方がスタイルがよく見えます。
骨格診断のウェーブはどちらかというと、△の形のように、下に重心があるスタイルを想定されていると思うのですが、MIROIRの見立てで言えば、洋服をスタイルよく着こなす肩幅、ウエスト、おしりのバランスから言えば、Yさんは、まっすぐな形のI型になります。
脚の太さを気にするなら黒ストッキングはNG
ちなみに、試着なのでそのまま私服のストッキング履かれていますが、ストッキングは履かないかごくヌーディーなもの推奨です!
まだトップスも夏物ですし、足元が重いと、重心が下に下がって見えるので、足元が重くなってしまうのです。
足元を隠したい方は、黒いストッキングやタイツを履くほうが安心な方も多いのですが、思い切って脱いだほうが軽やかに見えて、足が細く見えます。
参考記事はこちら。こちらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
アーバンタイプファッションのコツ
しつこいようですが、全てストッキングはない方がいいです。
といういことを前提をした上で。
左は、真ん中のコーディネートにお手持ちのジャケットをプラスしたものです。
Yさんのように細身の方は、今よくあるテーパードパンツはおしりや太ももがぶかっとして逆にスタイルが悪く見えるので、全体が細身のキレイなラインのパンツがベストです。
ウェーブタイプという診断を気にしすぎて、下半身を気にされて、テーパードパンツを選ぶと余計に太って見えてしまうタイプです。
アーバンタイプのYさんは、直線的な幾何学模様のトップスがよくお似合いです。
全身無地だと寂しくなりがちなので、このようにジャケットのインナーに柄を入れても素敵です。
ジャケットスタイルも、かっこいいですね!
また、テロっとした生地は華奢な上半身のボリュームが足りなく見えるのでは?と思われがちですが、柄物だと無地よりも体のラインがわかりにくく、貧相に見えにくいです。
ちなみに試着室の靴を合わせていただいていますが、靴は右のスカートのところで履いているもののように、シャープなポインテッドトゥなどと合わせる方が野暮ったくなりにくいです。
ダークなジャケットばかりになりがちな方は、明るい色のジャケットもあると、着こなしの幅が広がります。
右:プリーツフレアスカートも、全てがNGな訳ではありません。
広がりすぎず、色もクールなものを選べばかっこよく着られます。
ここでニットと合わせると何の変哲もないコーディネートになりがちなので、ロゴTシャツと合わせて少しカジュアルダウンしたスタイルでアーバンタイプらしく。
右のファッションですが、一般的に体型的に上半身が華奢な方だと、ボリュームがあるものを、となりがちですが、かっこよく着こなしたいタイプの場合、あまり女性的なカーヴィーなラインっていらないので、わざとXラインを作る必要もなく、特にボリュームを上半身に持たせなくても大丈夫です。
華奢な方は柔らかい生地はNGで、ハリのある素材がいいのでは?と思われがちですが、あんまりハリがあるものばかりすぎても、マニッシュになりすぎたりします。
女性らしくしたい場合は、生地も柔らかめを選んだりするといいのですが、これもある程度厚みがあるものを選んだりすれば、無地でも貧相に見えにくいです。
本当にモノによるので、「このアイテムは絶対自分にはNG」と思いすぎない方がいいですね。
どれもため息が出るくらい、ハンサムでかっこよく、それでいて、女性らしさが溢れていらっしゃいました。
この日、あまり売っている場所がないブランドのアクセサリーが、たまたまポップアップショップを出していて、お似合いになりそうなのでご紹介したら、以前、買ったことがあって、お好きなブランドだったそうで、再会を喜んでいらっしゃいました。
ストールも、普段は絶対に見つからないようなYさんのためにあるような絶妙な色と柄のものがひょっこり見つかったり。
お買い物同行ってこういうミラクル、よく起こるんですよね〜。
素敵なものが、クライアント様に吸い寄せられているみたいに!
Yさん、生まれ持ったハンサムさをたっぷり活かして、カリスマ級のオーラをどんどん纏われてください!