ファッション/美容ネタお客様の声変身事例

メールワードローブ診断の事例

最近はZoomやLINE電話もあるので、遠方の方や、おうちでは都合が悪い方など、お話しながらワードローブ診断をすることがあるのですが、苦手な方は、メールやLINEでもやってます。

以前のメールでのワードローブ診断をされたMさま(37歳・会社員)とのやりとりの一例をご紹介いたします。

メールでどのくらいアドバイスがもらえるのかなぁと思っている方の参考になれば!

メールでのワードローブ診断の実例

今回、印象分析ヘルシータイプのMさまからは、診断結果から、本来似合わないとされるアイテム、捨て時を迷っているものを中心にワードローブ診断のお願いがありました。

全て着用したときのお写真を送ってもらっております。
(お写真NGのため、お写真はありませんが、ニュアンスを受け取っていただければ(^o^;))

Q:Paul&Joeのコート
近くで見るとピンクやグリーンが混ざっているツイード生地なのですが、全体的にはグレーっぽいです。
大分前に購入して、最近はほとんど着ていません。

A:これはサイズが大きいと思います。
また、色が全体的に濁りカラーになっているため、全体がMさんには暗めの印象になりやすいと思います。
もし、そんなに着たい気も起きないのであれば、手放してもいいと思います。
もっと着たい!という場合は、袖丈、裾(膝丈の真ん中くらいの丈に)、身幅が大きいので、背中を詰める、といったお直しが必要になると思います。
そして着るときは白いマフラーやストールを巻いたほうが良さそうです。

Q:花柄ワンピース
子供と遊ぶ時用に買った安物です。花柄はNGだったので・・

A:やはりMさんにはちょっとかわいくなりすぎる印象の柄かもしれません。
色の感じは明るくて良いです。
あまり着ないのであれば手放してもいいかもしれませんが、これからも着たい場合は、カジュアルなスニーカーで合わせたり、バッグをカジュアルにするなど、他のアイテムで甘くないものを合わせて、甘さを抑えるコーディネートに仕上げてみてください。

Q:こげ茶のラップワンピース
もらい物で、物はよいようです。
サイズが少し大きくて生地が余る感じがあるのであまり着ていません。

A:これは色と印象タイプが合っていないので、サイズだけでなく、なんとなく着にくい感じがするのだと思います。
生地が柔らかく、体のラインが出るものがヘルシータイプのMさんには苦手です。
また、サイズが大きくてちょっとガウンっぽく見えてしまうかもしれません。
これはサイズ合わせるにも大改造になりますし、着たいものでなければ手放しでいいと思います。
1枚で着たい場合、ヘルシータイプに寄せる工夫をしても、小物で少し寄せる程度になるくらいで、全体の色や洋服の雰囲気自体を変えて似合う方向に持っていくことは難しいので、サイズだけ合わせて、割り切って着る感じかな、と思います。

Q:黄緑と紺の柄のジャージーラップワンピース
結構気に入っていたのですが、柄・素材・型的には似合わない部類でしょうか・・?
写真は黒インナーですが、明るい黄緑のタンクトップを合わせて着ていることが多いです。

A:素材は、本来はそこまでお得意ではないストレッチジャージーになりますが、上記のこげ茶のラップワンピと違って着やすい理由は、柄が直線っぽく揃っているので、似合う柄に分類されるのと、全体に柄が入っているので、柄で体の線が出すぎるのをカバーできていて、苦手さ要素が緩和されています。
デザインも、スカートがフレアのように広がっていないのも、甘さ要素控えめになっていて良いです。
もしできれば、スカートの丈をお直しして膝の真ん中丈に持ってくるとよりベストかと思います。
これからも引き続きお気に入りとして着てください!
インナーは明るい黄緑でもいいですし、レモンイエローでも、空色、青みの強い紺色も合いますので、
鮮やかなインナーを合わせるのがお勧めです。
一緒に合わせている緑のカーディガンは、色が鮮やかなので、いい感じです!

Q:花柄のスカート
あまり着ていませんが、いつか着るかなと思ってとってありました。

A:この花柄は甘すぎないので、全体の雰囲気をかわいすぎないようにすれば、普通に使えると思います。
青みが強い紺色トップスで合わせると甘さが抑えられてベストかと思います!

Q:緑のワンピース
リゾートに行った時に着てます。

A:かわいさもありますが、花柄メインでないのと、シンプルさがあり、全体的にヘルシーさんっぽいのでいいと思います!
ウエッジソールのサンダルと合いそうですね。
インナーを真っ白やレモンイエローにするとなお良しです。

Q:Theoryのベージュのジャケット(薄いピンクのストライプが入っています。)
ベージュはだめですかね・・?

A:ベストではありませんが、お写真のように前を開けて着ていただければ顔の真下にベージュがこないのと、全体を覆う感じが緩和されるので、これからも使っても大丈夫です!

Q:薄いベージュのノーカラージャケット
ボタンが金のリボン型でかわいいのですが、ベージュはだめですかね?

A:上記ジャケットと比べると、顔の真下にベージュがくるのと、全体を覆う感じがあります。
ただ、ネックレスをしたりするとMさんには装飾過剰でちょっとしつこい感じになりやすいので、顔色が落ちないように、似合う色のメイクで明るさを出すようにされると良いと思います。
また、このデザインはかなりコンサバに寄りやすいので、きちんと感のあるスカートよりは、チェックなどの柄の入った9部丈パンツと合わせて、きっちり感を緩和するコーディネートがよいと思います。

Q:Vivian Tamのニットパーカー
もらいものです。ラベンダーは似合う色だったかと思うのですが、何となく似合っていないような気がいつもしています。
いかがでしょうか??
パンツは、ユニクロのサテンアンクルパンツの水色です。

A:濁りのないラベンダーがMさんのお似合いの色なのですが、このパーカーは濁りがあるため、
似合っていないように見える原因ですね。
特に薄い部分がグレーがかったパープルですね。
前を開けて着てみてはいかがでしょうか?
パンツはすごくいい感じだと思います!

こんな感じでアドバイスしています。

アドバイスで気を付けていること

決して、〇〇タイプだからこれは似合う・似合わないという機械的な「仕分け」ではなく、その方の体型までを考えたアドバイスをしたり、活用したい場合のコーディネート例などもお伝えするようにしています。

コーディネートに合わせるとよいアクセサリーなども、画像付きでアドバイスしています。

クライアント様の「着たい」というお気持ちもちゃんと尊重します。

私のモットーは、AIではできないアドバイス(笑)

機械的に仕分けるだけならAIでもいいと思いますし、別に誰がアドバイスしても同じだと思います。

でも、その方の個性やライフスタイルなど、個別のケースに合わせて細かくカスタマイズしたり、気持ちに寄り添えるのは、人ならではだと思っていますし、それが「コンサルタント」だと思っています。

ただし、工夫のしようがない、どうやっても難しそうなものは一旦そのままお伝えさせていただくようにもしています。

大抵の方は、そういうものは、心のどこかで「なんかおかしいなぁ」と思っていらっしゃるのですが、戴き物だったり、高価なもので処分を躊躇されている方が多いですね。

でも、どう頑張っても自分が損に見えるなら、「いつか着るかも」という気持ちも起きなくなるので、ようやく処分する決心がついた!とおっしゃってくださいます。

それでも着たいくらい好きなものは、「似合わないよね?」とビクビク着ずに、「好きなもの着てますが何か?」くらいの強気な気持ちで着ましょう。

好きなものを着るのも個性です。

あくまでも着る、着ないの判断はクライアント様であるべき。

単に〇〇タイプだからこれは着るな!と禁止するのは、プロのアドバイスではないと思うのです。

Mさまからのご感想

詳細な解説を頂き、ありがとうございます!自分のワードローブで解説して頂いたことで、より理解が深まりました。今後は自分に似合うものをあまり迷わずに見極められるようになれそうです。

理論はわかっていても、実際の洋服となると、判断に迷うことってあると思うのです。
実際のお洋服は、自分に似合う柄と色とデザインだけで構成されている訳じゃありませんからね。

実際のお洋服で、どの部分が「似合う」に一番影響するのか、どこが致命傷でNGなのかがとてもよく分かるため、ワードローブ診断がとても有効なのです。

また、これからも着たいかどうかを考えることは、自分の価値観の整理にもなります。

クローゼット整理は、美人への近道です!

LINE公式でファッションやメイクのお役立ち情報やイベントのご案内をしています。
ぜひお友だち追加してください。
友だち追加

全てのレッスンはPayPalを使ってクレジットカード決済ができます。

パーソナルカラー、骨格診断、印象分析、似合うファッション、ファッションコーディネート、ヘアスタイルアドバイス、メイクレッスン、時短メイク、にご興味のある方から、港区、世田谷区、渋谷、杉並区、目黒区、新宿、練馬区、中野、板橋区、中央区、江戸川区、葛飾区、調布、小平、横浜、川崎、千葉市、習志野市、市川市、さいたま市、新座市、川越、浜松、三島市、名古屋、三重、北海道、札幌、大阪、神戸、京都、奈良、新潟、金沢、仙台、福島、群馬、高崎市、愛知県、広島、愛媛、高知、岡山、福岡、長崎、鹿児島、沖縄、香港、韓国、ロサンゼルス、ワシントン、ニューヨーク、海外などよりお越しいただいております。

この記事をシェアする
MIROIR