レッスンで「この洋服、買ったのに上手く使えないんです」「このコスメ、いいと思ったのに使いこなせないんです」と仰る皆様の多いこと！
クローゼット診断でお宅に伺うと、結果的には、買わなくてもよかったであろう大量のお洋服やコスメが発掘されます。
私もこの仕事を始める前、感覚だけで洋服を選んでいた頃は、失敗だらけでした。
今もボーッと感覚だけで買い物していると、失敗しますね…( ；∀；)
失敗でセンスは磨かれる！でも・・・
でも大丈夫！ファッションって失敗した人の方が、成長するんですよ。
失敗して、お金を無駄にしたとか、周りから酷評されたとか、身をもって経験した人は、次からは絶対に繰り返さないですから。
私も、繰り返しのおかげで、どんどん感覚が磨かれていきました。
失敗も勉強になったと思えば、全然無駄ではないです。（と自分で思うことにしています。）
とはいえ、私は若い頃に失敗し尽くして、この仕事をしているから、失敗したお金も「投資」と言えます。
まだまだお若い方は、こうやって失敗をたくさんするのもよいでしょう。
学んだ後に楽しむ時間がたくさん残されているからです。
しかし、ある程度大人の皆様は、楽しむ時間がたくさん欲しいですよね。
時間もお金もかけてわざわざ失敗なんかしたくないと思います。
そんな大人の皆様は、遠回りをせずとも、私の知識を使って効率よく、失敗のないお買い物をして頂きたいです。
自戒も含め、皆様が陥りがちな買い物の失敗の特徴を挙げてみたいと思います。
なぜ失敗してしまったのか？という原因を冷静に分析して、次に活かしましょう！
私も、この記事を書くことにより、しっかりと心に刻み、自戒します( ；∀；)
絶対に買い物を失敗するパターン
とりあえず流行っているものを着ればなんとかなると思っている人
ビックシルエットが流行ってる？みんな着てるから買わなきゃ！
え？次は綺麗め？えーそんなの持ってない！また買わなきゃ！
キレイめ買ったのに、今までの洋服は全然合わせられないじゃん！
まだあんまり着てないのに、捨てるのもったいない・・・どうしよう・・・
その時、強烈に流行った洋服というものは、流行が終わると急速に「古臭い」ものになります。
次に流行るまで、しばらく着る機会はなくなると思います。
あまりにも流行りものばかり追いかけていると、常に買い物の奴隷です。
それに、若い子は全身流行だらけでもかわいく見えますが、大人がいつも流行モノばかりで自分のスタイルが定まっていないと、自分の芯がないイタイ人にも見えやすいので要注意です。
私は仕事柄、流行を手に取る必要がありますが、その場合は、自分の軸を必ず動かさないように気をつけています。
そして、どんなに流行っていても、自分をブサイクに見せると思うファッションには手は出しません。
その流行はスルーします。
かわいいものを見つけたら条件反射に買う人
・わーこれかわいい！え？限定？売り切れる前に買わなきゃ！
・こんなかわいいもの、もう一生買えないかも！今買っとかなきゃ！
モノがかわいいことと、自分がかわいく見えることは別です。
これは自分自身に何万回も伝えたい！！
それを身につけた自分がどう見えるか？を冷静に考えて、本当に使うものだけを買うようにしましょう。
洋服やコスメは、「見るもの」「集めるもの」ではなく、「身につけるもの」です！
合わせるものが分からないのに、単体だけでいいと思って買ってしまう
「これ、いいと思って買ったけど、合わせるものが分からない」というご相談を本当によく受けます。
最初から、合わせるものが分からないものは買ってはいけません。
合わせるものが分かるようになってから手を出しましょう！
特に何色を合わせたらいいのか分からない、と聞かれることが多いです。
クライアント様のお話を伺っていると、自分に完璧に似合うパーソナルカラーの中から、合わせる色を選ぼうとしているんですよね。
それだと選択肢がものすごく狭まります。
完璧に似合う色だけを選択肢にしない！普通の色も使おう！そして似合うように工夫しよう！
また、皆さんは、黄色には白や茶が合う、のように”色の名前”で組み合わせを覚えようとしてしまっているので、それ以外のパターンが思いつかなくなるのだと思います。
色の要素で考えると簡単です。
このカラーコーディネート、色合わせについては、完全に考え方にコツがあるのですが、これについてはコーディネートレッスンか自分ブランド確立コースを受けた方だけが知れる特典です。お楽しみに！
憧れの◯◯さんが、口コミサイトがお勧めしてたものをつい買ってしまう
さて、あなたは憧れの○○さんと全く同じ顔、年齢、性格、体型、肌質、パーソナルカラーでしょうか？
口コミサイトで書き込みしている人は、どんな人でしょうか？
例え、一部の属性が同じでも、全く同じものが似合うとは限りません。
特にコスメについては、エイジングが気になるお年頃の方が、年齢が10も20も違う人のお勧めを使いにくい、と感じるのは当然のことです。
パーソナルカラーの問題だけでなく、表皮の色や唇の色素の問題もあり、同じに発色するとは限りません。
洋服だって、同じ印象タイプであっても、年齢や性格、ライフスタイル、醸し出したい雰囲気が違えば、同じものが似合うとは限りません。
ファッションの正解は、あなたの中にしかないのです。
しっかり自分の芯を持って、ブレないお買い物をしましょう。
