印象分析モードタイプのAさん(25歳)の事例です。
ファッションもとっても頑張っていて、すごくコーディネート力が上がっています。

モードタイプらしいメイク例
Aさんはモードタイプ。個性的でクールなファッションがお得意です。
メイクも、モードタイプは、「メイク感」があった方が輝きます。
しかし、ここでよく言われるのは、「はっきりした顔立ちや濃い顔立ちだからメイクがケバくなる」という誤解です。
Aさんも目鼻立ちがはっきりしているので、そこがお悩みの一つでした。
しかし、それはメイクのやり方次第なんです。
メイクレッスン前のAさんと、モードタイプらしいメイクのビフォーアフターです。
ちなみに、ほぼ全部をご自身で仕上げてもらっています。
ここまで自分でできるようになります。
モードタイプの真骨頂!!美しい〜!
ホント、芸能人みたいじゃないですか?見とれちゃいますね。
前回も書きましたが、顔立ちがハッキリしてるからといって、メイクがNGなんてことはないのです。
印象タイプに合っているメイクかどうか、の方が大切です。
こんな囲み目メイクだって、似合うタイプがやれば濃い顔立ちであろうが、似合ってしまいます。
Aさんは、今まで、エキゾチックだね、とかオリエンタルだね、と言われることが多かったそうですが、色に大きな原因があったと思います。
青みが得意なAさんにとって、少しでも黄みを帯びた色がメインになると雰囲気がこってり系になりやすいのです。
ビフォーはチークもリップも少しだけ黄みに寄っている色を使われていました。
アフターは青みが効いているピンクにチェンジしました。
メイクがしっかり=こってりではないのです。
モードタイプの婚活メイク
メイクは、基本は全部同じです。
その時々のなりたい自分をどう演出したいかによって、ちょっと色を変えたり、付ける位置を変えるだけで、自分の顔を変化させることができます。
色味を得意なものに変えたら、雰囲気がぐっと垢抜けた感じがしますよね。
若々しいフレッシュさもちゃんと引き出せていると思います。
モードメイクとうって変わって、柔らかい雰囲気になっていると思います。
お洋服の色も変えたら、ふわっと女性らしい雰囲気にもっと寄せられますよ。
このメイクのポイントはつり目を緩和するアイメイクです。
目尻が下がることで、頬の面積もちょっと狭く見える効果もあります。
そしてチークも範囲を広めにふわっとさせることで、かわいらしく見せています。
モードタイプだから、常にキリッと媚びない感じにしなければならない訳ではありません。
その時々によって、自分の印象は、自由自在に操ればよいのです。
ただし、自分の良い部分は消さないように調整しましょう。
面長メイクのポイント
また、注目していただいたいのは顔型です。
アフターはいわゆる中顔面と呼ばれる眉から鼻までの縦の長さがキュッと縮まったようにも見えますよね。
この秘密は眉と目元です。
もともと眉の左右の高さが違うAさんだったので、高さを揃えるように書いています。
また、長めに描くことで、横に顔を広く見せて、相対的に縦の長さを短くする効果があります。
そして下まぶたにもアイシャドウを入れること。
さらに、ハイライトとチークの対比を使うことで、顔に立体感をもたせて、中顔面を短く見せています。
メイクは、実は錯覚をどう作るのか、という計算の世界でもあるのです。
そのためには、自分の顔がどういう特徴を持っているのか正確に把握することが大切であり、雑誌に載っていたり、一般論で言われるやり方をやってもダメなのです。
だからメイクは個人レッスンが大切なんです。
ほんっとうにAさん、芸能人のように美人さんだわぁ。
これでオシャレな着こなししていたら最強ですよね。
この後、婚活でものすごくモテモテになられて、すぐ彼氏ができていらっしゃいました。
自分らしく幸せな人生を送ってください♡