クライアント様データ
Yさん(31歳・会社員)
パーソナルカラー:青み・黄みはあまり左右されないがどちらかというとイエローベース/濃く濁った色
体型タイプ:8型
印象タイプ:モードタイプ
モードタイプのメイクのコツ
モードタイプは、インパクトのある雰囲気のファッションに仕上げるのがお得意な分、メイクもある程度インパクトがないと、首から下と顔のバランスが取りにくいです。
Yさんは、パーツが華やかなタイプなので、メイク感がそこまで強くなくても、お顔のインパクトはしっかり出るタイプではあります。
しかし、ビフォーの眉だと、パーツの華やかさに比べて眉が若干弱く、顔全体の印象も弱くなりがちです。
眉は顔全体の印象を大きく左右します。
細いと、弱そうに見えたり、神経質な人に見えやすくなります。
細すぎると、ヤンキーっぽく逆に怖い感じに見えることもあります。
眉は、ある程度太めの方が、「意思がある顔」になりますし、強さはあっても、怖い感じにはなりにくいです。
Yさんは、眉を太めにすることで、パーツとのバランスも良くなり、さらに華やかさが引き立ちます。
モードタイプのシャープさを出すために、眉山ははっきりとります。
ちなみに、地毛がないところに描くときは、ペンシルで埋めるのがコツです。
そして、Yさんのもうひとつのメイクのコツは、輪郭をシャープに見せることです。
頬のラインがやや丸みをおびていて、顔のパーツそれぞれも丸みがあるため、メイクをしていないとかわいらしいお顔立ちのYさん。
モードタイプは、甘い雰囲気より、辛口が似合うタイプのため、シェーディングをうまく使って輪郭をシャープにします。
また、髪型も、重厚感を出すことで、モードタイプらしい迫力が出てきます。
忙しい人こそ、基礎をしっかり覚えて崩す
Yさんはお子様がまだ小さく、メイクもできるだけ手順を省きたいタイプです。
最初から、省いたメイクを教えることもできるのですが、私はレッスンではあえてフルメイクでお教えします。
そして、そこから、どこをどう省くかをお伝えします。
メイクの工程には全て意味があります。
だからこそ、その工程を省くことで、何に影響するのかを知っておくことはとても大事です。それを知っていれば、メイクの仕上がりが最小限のリスクに抑えられるようになります。
Yさんからのご感想
全てが目から鱗だったのですが、特にファンデーションの塗り方は、衝撃でした。忙しい朝でも、慣れればさっとできそうです!
手頃な価格のアイテムを使える内容も多く、しかも、目元のメイクやリップはアレンジが効く方法を教えて頂けて、これからが楽しみです。
それをする理由や効果を、一つ一つ論理的に説明頂いたのですとんと理解ができ、しっかりと覚えて再現できそうな気がします…!
お話しそびれましたが、育休から復職してから、仕事の幅が広がり、基本は内勤ながら、セミナー講師や、客先訪問で、人前に立つことも多くなりました。
その中でもっと自信を持って周囲からも信頼されるように容姿も磨きたい気持ちと、母親としてあまり手を掛けたり華やかに見せることへの抵抗感との間で、模索しているところでしたので、教えて頂いた、落ち着いた中に個性のあるメイクが、とても心地よく、自分を向上させられそうで、大変嬉しいです。
私は、●●タイプだったら同じメイクを教える、ということはやりません。
人それぞれ、個性もライフスタイルも違うからです。
Yさんの場合、モードタイプという、個性が強い性質でありながら、母としての落ち着きも求められています。
そういう方に、「私が!!私が!!」という全面に自分を出すファッションやメイクはふさわしくありません。
では、どういうバランスを取ればよいのか、それをおひとりおひとりに合わせて戦略を考えるのが、私のようなイメージコンサルタントのお仕事だと思います。
落ち着きも感じられつつ、モードタイプらしさもあって、Yさんが一番魅力的になれるメイク、気に入っていただけてとても嬉しいです!
これからも、かっこいいワーママの星になって頑張ってください!!応援しています!!