自分を守るファッション
先日のクライアント様(仮名Aさん)のお悩みとして、どこに行っても悪意がある人のターゲットになりやすい、ということがありました。
職場でいつも自分だけキツく当たられるとか、ご近所で自分だけ小言言われるとか・・・
そういう悪意のある人は、言い返してこなさそうな人をあえて選んでいると思います。
おどおどしているとか、おとなしそうとか、声が小さいとか、地味な見た目とか・・・
以前、SNSで、痴漢によく遭っていた女性が、金髪にしたら痴漢されなくなったという投稿が話題になっていました。
そうなんです。ターゲットにされやすい逆をいけばいいのです。
堂々としている、活発そう、声が大きい、華やか、そんな見た目の人は、ターゲットにされにくいです。
もちろん、見た目を変えて全てが解決する訳ではないのですが、それでも現状を変えるきっかけになることはやってみる価値はあると思います。
ファッションは見た目のイメージを変える効果があります。
ファッションは、自分を守るためにも機能してくれるのです。
本当にそれは「みんなと同じ?」
Aさんは、目立たないように、みんなと同じベージュとグレーだけ着るようにしていたそうです。
しかし、本当に「みんな」「ベージュとグレー“しか”」着ていないのでしょうか?
きっと他の色を着ている人だっているはずですよね。
Aさんは、そこまでよく見たことがなかった、とおっしゃっていました。
Aさんは、みんな地味にしている、というイメージで、自分で勝手にその2色でなければ、と自分ルールを作ってしまっている状態です。
でも、そのルールって別に守らなくても何の影響もないですよね。
Aさんにとって、ベージュやグレーは、地味に見える以上に、覇気がなく、暗く見えてしまうとても苦手な色です。
そういう見た目のイメージがターゲットにされやすくしているとしたら?
決して派手ではないけれど、明るく品のよい落ち着いたイメージの方が、悪意は向けられにくいように思います。
違う色を着ていると、また目をつけられてしまうかも…と心配されていましたが、その悪意の人が決めたルールでもないので、その2色以外で何か言われることはないのでは?と思います。
言われたら言われたで本当に余計なお世話ですよ。
人は自分のことはそんなに注目していない
Aさんは、自分の一挙一動を常に注目されている、と思っています。
悪意の人は、確かにちょっとしたことで揚げ足を取ってきたりしますよね。
でも、それって暇だからやれることで、普通の人はそこまで他人を見ていません。
きょうび、目立ちたくて仕方ない人でもなかなか注目されずに過激なことをやる人もいる時代です。
ごく普通の人が他人に常に注目されることなんてほとんどありません。
実際、同僚が昨日どんな洋服着ていたのか覚えていますか?おとといは?
ぜーんぜん覚えてなかったりしませんか?
だから過剰に人がどう思うのか気にするよりも、自分の心が心地よく感じることを優先していいのです。
そもそも、人が何を考えてどう思っているのかなんて、他人には永遠に正解がわからないことです。
考えても仕方ない!
Aさんは、
「今まで人のことばかり気にして人のことばかり考えてた時間がもったいなかったな…」
とおっしゃっていました。
自分の人生、自分を一番大切にしてください╰(*´︶`*)╯♡