普段のメイクは、できるだけ時間をかけずに、効果は最大限出したいですよね。
メイクレッスンでクライアント様の普段の様子を拝見すると、細かい部分で時間をロスしたり、コスメを無駄にしている行動をしている方が多いことに気づきました。
こういった行動は、自分ではロスだと気付きにくいですよね。
MIROIRサロンで多く見られるものをいくつか挙げてみます。
クリームを塗る際に手のひらに刷り込みすぎる
スキンケアのクリームや下地クリームなどを顔に付ける前に、手のひらによーーく刷り込んでしまう方がいます。
きっと、ムラにならないようにしたい思いからやってしまっていると思いますが、手のひらの方にたくさん塗り込んでいると、実際に顔に付く量は減っています。
ですから、こういった方は、顔に付く量を確保するために、無意識にコスメを出しすぎていることが多いです。
手のひらに刷り込んだ量だけ、コスメが無駄になっているということです。
手のひらに刷り込まなくても、少しずつとって顔の上で丁寧になじませればOKです。
どうしても手のひらに出したい場合は、刷り込まずに、均等に広げたらすぐ顔につけましょう。
アイシャドウブラシやチップの裏表にアイシャドウをたっぷりつける
アイシャドウブラシやチップにアイシャドウを取る時、ブラシやチップの裏表にたっぷりアイシャドウを含ませていませんか?
結局アイシャドウを塗るときって片面しか使っていませんよね。
片面だけで十分な量が付きます。
両側にわざわざたっぷり付けると、粉飛びのリスクを増やしていることになります。
ブラシの粉を払いすぎる
アイシャドウやチークなど、粉物をブラシに含ませたら、余分な粉を払っておくことを意識している方は多いと思います。
しかし、中には、払いすぎな方もいらっしゃいます。
あまりに粉を払いすぎると、適量以下しか残らなくなり、顔の上にほとんど色は付きません。
そうするとまた何度も粉を重ねなければならず、結局、コスメも無駄にしてしまうし、余分に時間がかかることにもなります。
リップをオフするときに唇を巻き込む
リップを塗って、歯についたりしないようにティッシュなどを軽く唇に挟んでオフすることがありますね。
そのときに、唇を内側にしっかり巻き込んで唇全体をしっかりオフしてしまう方が多いです。
これだと、リップ全体が落ちてしまって、また塗り直さなければなりません。
オフするときは、唇を巻き込まずに、軽く閉じる感覚で。
ちなみに、リップを落ちにくくするために、わざとオフを繰り返して重ねていくやり方もありますが、唇を巻き込んでやっているといつまで経っても色がつきませんので時間のロスになります。
これらのことは、どこで広まったかわかりませんが、やる方が非常〜〜〜に多いです!
こういった細かい部分に無駄がないかを意識してみるだけで、メイクがもっと効率よく、無駄なく、短時間で進められるようになると思います。
MIROIRのメイクレッスンは、単純にメイクの手順だけでなく、効率的にメイクができる道具の選び方や、行動もアドバイスしています。
メイク時間がなかなか短縮できない方は、一度メイクを見せて下さい。
思わぬところに、ネックとなる行動が隠されているかもしません。