Eさん(38歳・会社員)は、お住いの場所が東京から遠いので、お申込みを迷われたそうですが、(レッスンはコロナではない時期です。)お帰りの際に、MIROIRを選んで本当に良かったです!とおっしゃってくださいました。
そう言っていただけて、とっても嬉しいです!
アラフォーはファッションの点検の時期
Eさんは、「好きだと思っていた洋服が似合わなくなってきた」ということでファッション診断を受ける決意をされたそうです。
Eさんくらいのご年齢、ご自身のファッションタイプの特徴がだんだん際立つので、似合わないものがより似合わなくなってきてしまうのですよね。
やはりアラフォーくらいになると、自分がどういうものが似合う特徴を持っているのかを知っておくことはとても大切なことかな、と思います。
通販でのお買い物は自分の「得意」を知っておくことが必須
また、Eさんは、あまりお店がない地域にお住まいなので、通販でお洋服を買われることが多いそうです。
通販で買うときに失敗しないように、ということも今回の大きなテーマでした。
通販で買うときこそ、自分に似合うものを知らないと、ネット上の膨大なお洋服の数から絞り込んでいく作業だけでも時間がかかって大変ですよね。
サイズや全体のデザインはもちろん、袖付け、襟ぐり、袖の形、柄、素材、色、などなど「これは絶対大丈夫」という指針があれば、時間をかけなくても探し出すことができますし、あとは試着をして、細かいサイズ感をチェックすればOKです。
自分も思い込みで失敗していることも
Eさんは、今まで、
「肌が黄色いからイエローベースが似合う」
「大人だから落ち着いた色がよい」と思われていました。
こう思われている方は多いですし、雑誌などでもいまだにこういう記載をみかけます。
早く、このような誤解がなくなっていけばいいなぁと思います。
「なんだか冴えない」「オシャレになれない」と何かしらの違和感があるときは、選んでいる洋服やコスメに原因があると思った方がいいかもしれません。
Eさんは・・・クリアな色がお似合いのブルーベース。
「こんな色全然選んでこなかった!でもちゃんと似合ってる!!今まで地味になっていたのは色だったんですね・・・。」と驚かれていました。
元気でいきいきと見えるメイクのコツ
Eさんは、元気なのに、体調が悪く見られたり、顔色が悪いと心配されることが多いそうです。
メイクで使う色を変えるだけでも、雰囲気がとっても変化しましたね。
イエローベースだと思われていたことで、ベージュ系のアイシャドウやリップを使っていらっしゃいましたが、実はベージュが顔をくすませる原因になってしまっています。
目元は隠さないでぜひ見ていただきたいくらいです。
目元とリップの色を変えるだけで、すっごく明るく華やかになったんです!
ビフォーは顔の筋肉の使い方とも相まって眉が下がって見えるのも、元気がなく見える原因のひとつになっていると思います。
アフターは眉山をしっかり作り、色も明るくしてアクティブな印象に。
元の眉は全くいじらず、ちょっとだけ描き足す位置を変えるだけでこの違いです。
我々アラフォー以上の世代は、ノーメイクだとお肌に色ムラやくすみ、シミなどが出てきて、お疲れ顔に見えやすかったり、生活感が出て、オシャレをしても洋服と顔が合わなくなったりしやすいです。
ファンデーションも綺麗に塗れるだけで、自然なツヤ感が出ますし、顔もシュッと小さくなっていますね。
Rさんはもともと顔が小さいので、シェーディングしていなくてこの締まり!
やはりファンデーションを「どう塗るか」は大切です。
「自分じゃないみたーい!」と感動してくださって、娘さんに早く見せたい!とメールを送っていらっしゃいました(*^^*)
体型はひとりひとり違う。正確に分析しよう。
体型は、お体に凸凹が少ないI型。
また、Eさんは身幅が広い傾向にあります。
Eさんもそれで肩幅を気にしていらっしゃって、丸首が似合わないと思われていましたが、丸首が原因なのではなく、袖付けの形とか、全体的な雰囲気とか、生地とか、色々な要素が関係してきます。
Eさんだけでなく、クライアント様の中には、ある一つの要素を苦手な要因だと思って避けられている方も多いのですが(例えばフレアスカートはNGとか)、原因はそうではないことが多いので、思い込みでせっかく着られるものを排除しないようにしたいものですね。
そのためには、スタイルアップに影響する体型と洋服のデザインとの関係を理論的に知ることが大事ですし、そもそも体型の分析が間違っていたら元も子もありません。
体型はおひとりおひとり違います。
それを既存の数タイプに当てはめて、タイプの人全員が同じ解説になるようなものでは、正確に分析できるはずありません。
アイテム選びでなく着こなしも大事
印象タイプはヘルシータイプ。
甘すぎるファッションよりも、爽やか系です。
ここで、同じニット+タイトスカートというスタイル縛りでファッションを変化させてみました。
ニットの色味はお得意な青みで濁りが少ない色にすることで、顔色が明るくなります。
レースのような甘いデザインよりも、お得意なチェック柄に変えるとよりヘルシーな魅力があるRさんらしさが際立ちます。
トップスはインにした方が圧倒的にスタイルがよく見えるのがお分かりになるかと思います。
ニットとスカートだけでは、ポイントがなく、ごく普通に見えてしまうので、ベルトを足すことで雰囲気が締まります。
ベルトは、ウエスト調整の実用アイテムではなく、アクセサリーと思って使うといいですよ。
似合うものが探せないのは見るべきショップやアイテムが違う
似合うものが探せない、という方は、普段見ているお店や探すべきアイテムが違っているということが多いです。
Eさんの場合、大人向けのブランドだと体系的に大きすぎるものが多いと思います。
(サイズ規格はショップ共通ではないのです。ターゲット年齢層が高いブランドは大きい傾向にあります。)
また、大人の方は、パッと見で落ち着いた色を選びがちなのですが、「自分が着たらどう見えるか」という視点を持って選びましょう。
チェックするお店を変えてみたり、こういうのは派手になるのではないか、という思い込みを外すことでぐーんとファッションの幅は広がっていくと思います。
普段通販で買わざるを得ないEさんですが、是非この「似合う感じ」をインプットしておいて、家で試着したときに、この「わ〜!素敵!」という感覚になるかどうかで判断してみてください!
この「わぁ〜」という華やかさが出ないときは、色やデザインが違っている可能性が高いということです。
これからも、オシャレで爽やかで明るい素敵なママライフ楽しんでくださいね!
遠方よりお越しいただき、本当にありがとうございました!