Fさん(28歳・技術職)の事例です。
Fさんは、自分が思い込んでいたイエローベースではなく、真逆のブルーベースだったことが一番大きいかもしれません。
濁りのないすっきりとしたパステルカラーがとてもお得意です。
Fさんは印象タイプコンサバティブタイプ。
これまでのファッションも、方向性は合っていたのですが、プライベートではなんだか地味じゃないかなぁと思われていたのは、色が原因だったと思います。
メイクもお得意な色を使って仕上げると、雰囲気がガラリと変わりましたね。
透明感のある美人さんです。
Fさんのメイクのポイントのひとつは眉です。
今までの眉は、自眉のとおりに書いてしまうと、下がり眉で困ったちゃんのように見えてしまいます。
眉を上げることで、意志のあるお顔に。
そして、もうひとつのポイントは一重まぶたのアイメイクです。
一重まぶたさんには、いろんなパターンの方がいらっしゃるので、やはり自分のまぶたに合った方法を採用すべきです。
雑誌などのメディアで紹介されているひとつの方法(例えば締め色を幅広く塗るなど)を「正解」だと思って鵜呑みにしてしまうと余計に変になることも多いです。
これは一重まぶたメイク以外にも言えることですが・・・。
Fさんの場合、締め色を幅広く塗るのはNGなタイプで、むしろ締め色はないくらいでも、爽やかで明るいお顔立ちが引き立ちます。
ビフォーのメイクはイエローベース系のベージュ系シャドウで、締め色も広めに塗られていましたが、締め色が広く出ると目元が沈みやすいですし、目の形状的にも、パンダ目になるリスクが増えます。
一重まぶたや奥二重さんは、目を開けたときに、二重になる部分が内側に入り込んでしまうために、摩擦がおきます。
この摩擦が、パンダ目を引き起こします。
眼球が出ているタイプは、逆に締め色つけても摩擦がおきないので大丈夫です。
ほんと、目の形状は人それぞれなのでよく見極めましょう。
アフターのメイクはほとんど締め色は使っていませんが、それでもこちらの方が目が大きく見えますよね。
目を大きく見せるのは、何も締め色だけではないんですよね〜。
今回は、まつげの生え際をしっかり埋めたアイラインとまつげをカールさせて目を大きく見せています。
あとはお肌の色に合った青みを含んだピンクのチークとリップを使うことでより透明感のあるお顔立ちになります。
クールビューティーだけど冷たそうじゃない、華やかで、かわいくて、上品で、まさにFさんそのものの魅力がとても引き立っていると思います。
これから、Fさんにしかできない、冷たくない上品なクールビューティ、ぜひ極めてください!