私は今年40歳になって、もう死ぬほど似合わないものを無理に着るのはやめようと思っています。
その代表的なのが、ダウンコート。
暖かくて最高なんですけど、私を残念に見せるアイテムです。
そもそも素材と雰囲気がダメ。
すごく探せば、「割といい感じ」のものはあるんですが、「最高に似合う」とはならないのに、価格的に10万くらいしちゃって、そこまでの価値を感じられず・・・。
(特に私は身長が小さいので、いいもの見つけてもサイズがアウトだったりして、相当選べるものが限られるるのも原因のひとつ。)
暖かさを優先して、実用重視で着ていくこともできるのですが、もう人生折返しで、あと何回好きな洋服を着られるかわからないのに、好きでもないものを着るより、自分の美意識を優先してみようかな、と思いました。
ということで、ここ最近は、妥協してきていた洋服を全て手放して、新しく買うものは好きで似合うものだけ、と決めました。
それで今年新たに買ったものがこちら。
いつもながらのmanielleです。
やっぱりキチンとしたコートが得意です。
サイズ的にダメかも、と思っても一応着てみる主義。
このロングドレスも長さがダメだろうなぁと思ったんですが、着てみたら意外といけた。
展示会ではこの赤だけでしたが、買ったのはブラック。
ブラックのロングドレスなんて、どこに着ていくの?と思う方もいらっしゃると思いますが、普通に仕事で着てます。
靴やアウターやアクセサリーを変えていろんなパターンで楽しめるのがブラックのよいところ。
それにしても、自由に装える仕事に変えて本当によかった。
OL時代は、「会社で着られる」を優先していましたからねー。
大人の装いは、自分が好き、だけではファッションは成り立たず、自分が所属する社会的立場とのバランスも必要ですもんね。
35歳は体型の変化による見直し、40歳は自分の個性と着るべき洋服の折り合いというアイデンティティの表現による見直しって感じ。 https://t.co/4LlIigxenr
— Misuzu Shoda (@miroirtokyo) October 27, 2019
多くの方も、また「ファッションの曲がり角」を迎えているかもしれません。
自分のライフスタイル、自分の信念、自分の好みなど、自分と向き合って、また新たにファッション計画を練り直してみるのもよいかもしれません。