ビフォー・アフター Yさま（２１歳・学生）
Yさまは間もなく就職活動を迎えられます。
就活に最適なメイクを、とオーダーされました。
就職活動のメイクは、若々しくフレッシュで、親しみやすく、
安心して仕事が任せられる芯の強さを感じられるような、
どの年代からも愛されるメイクが最適だと思います。
就職活動は、黒のスーツに白シャツと、みんな同じ格好をしています。
おまけにだいたい話すエピソードも似たり寄ったりです。
そうしたら、顔くらいしか違いがないんですよ。
第一印象をグッと掴むことが就活の差別化になるので、メイクって本当に大切です。
就職活動メイクのポイントは・・・
・若々しさを感じられるツヤ肌
・意思の強さが感じられる眉と目力のある目
・顔色が明るく見えるチーク
ちなみによくありがちな間違い就活メイクは・・・
・パウダリーファンデーションの塗り過ぎでマットなオバ肌
・似合わないのにベージュアイシャドウの神話を守っている
・ぽわっと蒸気させたような広範囲に塗った幼稚なチーク
メイクしなきゃ、とつい、パウダリーファンデーションをバフバフ塗ってしまうと、
すごくマット肌になって、老け肌になってしまいます。
まだまだお肌の水分もあって肌の色ムラもない若いYさんのような方でも、
やはりリキッドファンデーションの方が綺麗なツヤ肌は作りやすいですね。
また、就職活動のアイシャドウはベージュがいいと言われていますが、Yさんには桜色を使っています。
なぜなら、こちらの方が目元が明るくなり、すっきりと見えるからです。
ベージュは似合わない人がやると、逆に疲れて見えたり、目元がくすんで見えたりとマイナスになることも。
就職活動では、「ベージュという色を使うこと」が大切なのではなく、
「華美にならない色である」ことが大切なので、目的と手段を間違えないようにしたいですね。
「あの人ベージュ以外を使ってる！」という理由で面接を落とされることはないです。
落ちたら別に原因があるのです。
ラインは細く引いておく方が目力が出るのでお勧めです。
これも目尻を跳ね上げたり、太く入れるのはNGです。
眉は、Yさんの顔型に合わせてストレートで長めの眉に。
眉尻は眉頭より下がると、困ったちゃんになるので、ゆるく角度を付けて眉尻が下がらないように。
ある程度濃さがある方が、意思を感じられます。
チークに関しては、就職活動のときに鮮やかすぎる色をまあるく入れたり、目の下に入れたり、
クリームチークやリキッドチークの濃い色を広い範囲に入れると、幼稚に見えます。
もちろん、プライベートのときは、若いのでそういうチークがかわいくて断然お勧めですが、
就職活動のときは、ちょっとトーンを落としたチークであまり広く入れない方がお勧めです。
クリームチークやリキッドチークも、広くなり過ぎないように、色もふんわりくらいで、
自分の肌の赤みかな？くらいに見える程度に押さえておくのがいいと思います。
Yさんのアフターは、明るく聡明な雰囲気が出ていて、とっても素敵です！
就職活動に関するいろんなお話もしましたが、
会社は派手なエピソードがある、派手な人ばかり採用する訳ではありません。
会社にはいろんな人がいますよね。
同じような人ばかりはいらないのです。
どういうスタンスで仕事をして、どんなことが好きで、どんなことが得意なのか、
自分だけのキャラクターはみんな持っているはずなので、
そこで勝負すれば、必ず自分に合う会社が見つかるはずです。
私だったらYさんを採用する！ってくらい、魅力あふれる方なので、
是非自信を持って就職活動に臨んでいただけたら、と思います！
