上品さって大人の女性の美しさの基本であり、ベースであるといっても過言ではないと思います。
では、上品さが表れるファッションやメイクは具体的にどういったものでしょうか。
・似合うものを身に着けている
・どこかにキチンと感を感じさせるポイントが必ずある
この2点を押さえておくと、上品な印象を与えることができます。
たまに、「わーあの人派手だなぁ」と思うファッションの方がいらっしゃいますが、
それは似合っていないものを身に着けているからです。
似合わないものは、時に下品な印象を与えることもあります。
コントラストの強い色合わせや、個性的な柄が得意な方が同じお洋服を着ていても
決して「派手」には見えません。
派手に見えてしまう方は、パーソナルカラーが違うか、
自分の印象タイプとは違うファッションをしているからです。
また、大人はどうしても、全身ラフでゆるゆるにしすぎると、
手を抜いているような印象を与えたり、清潔感が感じられなくなることがあります。
例えば、髪の毛の後れ毛も、オシャレで残しているつもりでも、
疲れて見えたり、手をかけていないボサボサ頭に見えてしまいます。
無造作ヘアは大人は難易度が高く、緻密な計算が必要になります。
崩す部分ときっちり押さえる部分を作っておきます。
ゆるいファッションでも実は素材は高級なお洋服を選んだり、
靴やバッグをきちんと感があるものに変えたり、
肌の色ムラが目立たないメイクをしたり、
全身の中で、「きちんと手をかけている部分」を見せることが大切です。
きちんと手をかけている状態が、心の余裕がある印象となり、
見た目の美しさも相まって、上品さが出てくるのだと思います。